ファンメッセージ：金曜ドラマ『コウノドリ』

新型出生前診断、本当に難しい問題ですよね。産む選択と産まない選択、それぞれの家庭の事情、色々とあって、サクラ先生が言うように、どの選択も間違えではないと思います。
でも、やっぱり違和感があって、例えばもう子供が一人いて、その子に兄弟を作ってあげたいという思い、2人目がほしいという思いで、妊娠し、でも、障害があると分かれば、上の子供に負担がかかるからと諦める。健常な兄弟なら必要だけど、健常じゃない兄弟は必要ない、と言っている気がしてしまうのです。
私は40才で妊娠、出生前検査はしませんでした。切迫で5ヶ月も入院したけれど、どうにか41才で出産。本当は2人目もほしかった。でも、妊娠中はやっぱり障害があるのか本当に心配で、毎回エコーの写真を穴のあくほど見つめていました。もうあんな思いはしたくなかったし、出生前診断で問題があるから諦めるということもしたくなかった。なので、2人目を作ることはしませんでした。
それに新型出生前診断では分からない障害や病気もある。だから、やっぱり、考えて考えて出生前診断を受けるのはいいけれど、子供を持とうと考えた時に、ある程度の覚悟を持って、子供を作ってほしいと思うのです。

毎週ステキなドラマに涙しています。
私には21歳の息子がいます。
21年前 切迫早産から破水 未熟児で出産しました。産んでからは自分を責めて苦しかった事を思い出します。何度も入退院を繰り返し、その度に小児科医に励まされ、頑張った時もありました。
誰にも予想のつかない出産は人それぞれのドラマです。それは神様が私だけに与えてくれた幸せであり試練でありました。
今は仕事を頑張り独り暮らしをしている逞しくなった息子が少し自慢です。

『コウノドリ』今回のテーマでは最も考えさせられました。無事に生まれた我が子ですが、成長過程で発達障害を抱えていることが分かりました。葛藤はありますが、人と違う個性と受け止め、今はこれから世の中で生きていく子供のために親としてサポートできることを幸せに思っています。多かれ少なかれ苦労もありますが、これが私の家族です。
　今回のテーマでは我が子を受け入れるという想いに大きく心を揺さぶられました。少しだけ自分に重なり苦しかったです。子育ては、自分が死ぬまで続く…。陽性反応が出た妊婦さんの想い。我が子を産みたいという想い。涙が止まりませんでした。妊婦さんのお母さんの言葉が忘れられません。私も気にかけてくれる自分の母の偉大さを改めて感じる瞬間でした。同じように沢山の幸せを感じさせてくれる我が子に感謝しています。　沢山の事に気づかせてくれるこのドラマに感謝しています。『ありがとうコウノドリ』サードシーズンもお待ち申し上げております。

私は、３人の子育て中のママです。子供ができる前は保育士をしていました。
子供がまだいなくバリバリ仕事をしていた頃、仕事が大好きでベテラン先生たちに負けないという意気込みだけはあって奮闘してました。職場職員もほぼ女性で周りに子育て奮闘しながら仕事されていた方も多い中、私は偉そうにもっとこうしてあげたらいいのに、なんでこれくらいのことできないんだろうと内心よく思うことがあり、態度にも出ていたのではと自分の子育てしながらよく振り返ります。自分の妊娠、出産、子育てとなると、こんなにも自分の知らなかった問題にぶち当たり、簡単にできると思っていたことが全く思い通りにいかなくて、知らず知らず悩みを抱えながら頑張るお母さん達や同僚を傷つけていたこともあったのではないかと、当時の自分が恥ずかしく思い出されます。こんな私にとって、コウノドリはずっと大切にしたい人生の教科書です。

うちにはひとり息子がいます。
生後８ヶ月の時に難病だとわかり長くは生きられないと言われています。しかも、遺伝が関係してる病気です。私も旦那もまさかそんな遺伝子をもっているとは知らなかったので今も信じられない気持ちでいっぱいです。
　
なので、もし第2子を考えるなら出生前検査をするつもりです。同じ病気の子が産まれる確率が1/4なので、我が子がまた難病かもしれないと知った今、検査しないで何も知らないで出産を考えることは出来ません。その勇気もありません。

そして、今いる息子が難病で頑張ってる姿を見ているとまた同じ病気の子を産むことは出来ません。検査をして病気だとわかったら諦めるつもりです。

諦める前提なら次の子を望まなければいいのではないかとも思いますが、でももし健常の子ならまた子供がほしい。どうしようもない悩みです
当事者からするととても難しい問題です。

サクラ先生の言葉、とても胸に刺さりました。しのりんや、倉崎先生の言うこともよくわかります。難しいテーマでしたがとても丁寧に描かれていて、他人事ではない私としては本当に嬉しかったです。どちらの夫婦の考え方もよく理解できました。

障がいという扱いが難しいテーマの中で、俳優さん方や制作の方も大変苦労されたことと思います。サクラ先生の命について語るシーン、とても良かったと思います。産科の先生にとって、そういう妊婦さんにどう寄り添っていくかは難しいことなんだと分かりました。

私自身、重度障がいの子を育てていますが、産まれるまでは判りませんでした。心疾患などはないにせよ、普通の子育てとは全く違うし生活も大変です。
出生前診断で一部の障害の子だけが除かれること、赤ちゃんの側からすれば酷なこと…ですよね。それを受けるのが当たり前のようになったらどうなるんだろうと、確かに考えてしまいます…。

毎回考えさせられるドラマで、時々目を背けたくなるほどです…
2児の母です。2人とも帝王切開で出産。
自然分娩にこだわりましたが、叶わず…10年過ぎた今でも悔やむことがあります。
下の娘は小学生になったのに、最近川崎病にかかりました。思えば産まれた時から専門医にかからなければならない病気は3度目です。
忘れた頃に次々とやってくる病。
川崎病は付き合いの長い病気みたいで、気が遠くなることもしばしば。
産むまでも、産んでからもとにかく大変。
この子達の命を預かっている…
母でいることのプレッシャー。
押しつぶされそうになりながら、日々が続きます。
イライラする日も多いけど、今日無事に終われることの奇跡、感謝。
忘れずにいきたいと思います。
まとまりないですね…
とにかくお母さんに優しい世の中になりますように、、誰からも褒められず、ただただ頑張るお母さんが報われる世界でありますように。

いつも楽しみにしてみています。
医療関係者です。
今回は出生前診断についてとりあげているんだ〜と
思いました。
さすがと思いましたし、取り上げ方もよかったと思いました。
ただ、遺伝カウンセリングの場に「認定遺伝カウンセラー」がいなかったのが残念でした。
ペルソナほどの病院に遺伝カウンセラーがいない！！
これは由々しき問題！というのは冗談ですが、
医師だけではなく、「認定遺伝カウンセラー」という存在もいることを知らせてほしかったです。

遅ればせながら、昨日15日の放送回を見ました。

わが家は第三子がダウン症候群です。生まれるまで知らなかったので、目の前の子がそうだと告げられた時に「育てる」という選択肢以外ありませんでしたが、出生前診断をしてもし分かっていたら、本当に悩み続けたと思います。

もうすぐ2才を迎える今では、わが家の太陽みたいな、なくてはならない存在ですが、産むか産まないの選択は、家族によって違っていいと思ってます。その意味で、今回の話は、当事者家族としても納得のいくものでした。

私の息子はダウン症をもっています。
息子のダウン症が判明したとき、真っ暗闇の道に放り出された気持ちでした。
けれども、実際は違います。確かに大変なこともありますが、それ以上に温かく優しい気持ちになれる、
息子の子育ては陽だまりの道を歩いているようなものなのです。
「産んでも産まなくても後悔」これは違和感を感じました。後悔なんて一つもありません。あるのは愛おしい気持ちだけです。

出生前診断も中絶も家庭の事情です。ご両親が決めたことが答え、コウノドリ先生の言葉は真実だと思いました。
でも、中絶をする前に、少しでも知ってほしい。
ダウン症児の子育ては、不幸なものじゃないことを。
来週ダウン症の素晴らしさを少しでも伝えるシーンがあったらいいのに…なんて勝手にも思っています。
コウノドリで取り上げていただけてよかった。コウノドリもチームコウノドリも大好きです！