一時間が、早いのに、濃密。
8話、色々と心にきましたが、特に別府さんの「人を査定しにきたの?どんな資格があって?」って台詞(正確じゃないかもですが)のシーンの松田さんの表情、声のトーン…素晴らしくて痺れました。
すずめちゃんのうるうるな瞳、切ない表情にも胸をつかれて、家森さんの片思いにもうわーってなって、最後は絶句でエンディング。
一時間があっという間なのですが、とても濃い内容で真剣に観入ってしまうので、観終わると疲労感がすごいです。
その後もずーっとカルテットのことを考えてしまいます。
ある人から見ればダメ人間の集まりで、中途半端な夢追い人、全員片思いで全員嘘つきな彼ら。
覗き見ているこちら側からは、ただただ自由でうらやましいくらい。
不器用ながらも優しくて、純粋で、一生懸命生きている4人がとても愛おしいです。
まきさんだけは謎ですが…。
サスペンス要素は解決済みと見せかけて、またどどんと仕掛けてくるこの緩急の付け方が本当にニクいです!
残り2話?どんなエンディングか予想もつきません。
こんなにも心を絡みとられたのは久しぶりです。
上質なドラマを本当にありがとうございます。