インタビュー
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(5)坂口健太郎さん/白川 領
Q. コウノドリ続編の話を聞いて
前作『コウノドリ』をやっているときに、放送後こんなに反響があった作品は今までなかったので、続編をやると聞いて単純に嬉しかったです。また白川領という役を演じられることがすごく楽しみでした。
Q. 白川領の成長
赤西吾郎という後輩もできましたし、今までは今橋先生やサクラ先生や四宮先生の背中を見ていて…まだ背中を追っているところですけど、今作は赤西先生に見られる存在にもなっています。台本読んでいても台詞から専門医になった白川がすごく伺えます。
今作での僕のクランクインのシーンは、高橋メアリージュンさん演じる彩加の夫に「何言ってるんだ。手伝うじゃないだろ。アンタの子どもだよ」と四宮先生が言い放つシーンでした。前作の白川だったら「なんであんなこと言ったんですか」と四宮先生に突っかかると思うのですが、今作はそうはしません。言ったことには驚いているけど、白川はちゃんと納得しているんです。1シーン目から演じていてそう感じました。そうやって成長をきちんと出していけたらいいなあと思います。
今作での僕のクランクインのシーンは、高橋メアリージュンさん演じる彩加の夫に「何言ってるんだ。手伝うじゃないだろ。アンタの子どもだよ」と四宮先生が言い放つシーンでした。前作の白川だったら「なんであんなこと言ったんですか」と四宮先生に突っかかると思うのですが、今作はそうはしません。言ったことには驚いているけど、白川はちゃんと納得しているんです。1シーン目から演じていてそう感じました。そうやって成長をきちんと出していけたらいいなあと思います。
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Q. キャスト再集結!
今作は前作よりもどちらかといえば医者側の内面にフォーカスが当たります。もちろん赤ちゃんのことも描いていきます。なので、現場では「お医者さんはこういう気持ちなんだろうね」という会話を出演者同士でするようになりました。
白川は成長はしてはいるけど、根本はやっぱり白川。自分が正しいと思っていることを一度信じてしまうと、それに突き進んでしまうところはまだまだあるだろうと思います。
白川は成長はしてはいるけど、根本はやっぱり白川。自分が正しいと思っていることを一度信じてしまうと、それに突き進んでしまうところはまだまだあるだろうと思います。
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Q. 赤ちゃんとのふれあい
毎回生まれて間もない赤ちゃんが撮影現場に来てくれています。自然と頬がゆるみますね。自分では気が付いていなかったんですが、スタンバイ中赤ちゃんを抱いている姿を見て「様になってきたね」と言っていただけたんです。この2年間、赤ちゃんと触れ合う機会もなかったので、そのときも白川の気持ちになって赤ちゃんを抱いていたのかなあと思いました。壊れそうな大切なものを抱いている瞬間、命を預かっているという気持ちにすごくなります。
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Q. 同期・下屋加江との関係
どうなんでしょう。前作も言われることがあったんですよ。「2人どうなるの?」と。
でも、松岡茉優さんもそう思っているのではないかなと思いますが、演じている本人としては、今作も2人の距離は同じだと思います。同期で、研修医を経験して、専門医になった。
近い存在ではあるけれど、ライバルでもあるし、助け合っている存在だなと思います。
でも、松岡茉優さんもそう思っているのではないかなと思いますが、演じている本人としては、今作も2人の距離は同じだと思います。同期で、研修医を経験して、専門医になった。
近い存在ではあるけれど、ライバルでもあるし、助け合っている存在だなと思います。
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赤ちゃんを救う意識が近い2人だからこそ、お互いに励ましもできるし、間違ったときには叱り合う存在。そんな気がします。あそこまで仕事に対してお互いを高めあっている存在がいるというのはうらやましいですよね。
Q. メッセージ
もちろん赤ちゃんとお母さんとお父さんのお話ではありますが、今作は前作よりも、もう少し僕たちお医者さん側の苦しみも描いていきます。けれど、赤ちゃんという存在は絶対的に大切で愛らしい存在。その赤ちゃんという奇跡に「生まれておめでとう」と言えるこの仕事の大切さや尊さを『コウノドリ』を通じて皆さんに伝えることができたらと思っています。