コーポレート・ブランディング①

VIの展開と開発

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TBSブランドを体現するVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、カラーパレットやフォントなどといった基本要素だけでは不十分です。わたしたちは、日々生み出されるさまざまな媒体において統一された見え方でブランドを表現できるよう、VIを丁寧に「展開」し、TBSブランドの基礎となるアセットの開発を行っています。

統合報告書

全体ディレクション

エンタテインメントを扱う企業としてのブランドイメージの向上と読み物としての親しみやすさ・分かりやすさの向上を目指し、中表紙の全面にコンテンツ写真を採用したり、アイコンを積極的に活用するといった工夫を施しています。また、主にPDF形式で閲覧されることを前提に、2022年版以降は横長の判型を採用しています。

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カラースキームの設定

ブランディングを意識した資料を作るために、全体で用いるフォントや配色といったデザイン要素のディレクションも行っています。2023年版では、アクセシビリティを意識したグラフデザインを目指し、これまで用いていた色を一新してカラースキームを設定しました。

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図解デザイン

事業にとって重要な情報の図解にも携わっています。統合報告書は部署を横断した様々な人の協力のもとに作られているので、こういったページでは他部署の方と協力し、情報が投資家を中心とした読者にとって価値のあるものとなるよう要素の配置一つひとつにこだわって作っています。また、より良いものとなるよう毎年改善を図っています。

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ブランドアイコン

リサーチ・デザイン検討

プロジェクトの初期段階では、アイコンの使用シーンや類似するケースが明らかではなかったため、その定義やリサーチから始める必要がありました。設定した目的に合致するアイコンのトーンと機能を求め、チームと共に何度も試作と検証を重ねました。

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ガイドライン作成

今後の量産を見据え、アイコンを他のデザイナーでも作成できるよう、ガイドラインの策定も行いました。その際、ロゴやフォントといったすでに開発済みのアセットから「TBSらしさ」のヒントを得ています。

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プロジェクト展開

外部では、「TBS NEWS DIG」や「TBSグループ統合報告書」などのTBSのコンテンツやサービスで活用されています。また、放送センター内の掲示物や社内サービス上でも使用されており、今後の利用拡大に向けて、ガイドラインのブラッシュアップを引き続き進めています。

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