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2023618日放送

リオ・ピントゥラスの手の洞窟 〜 9000年前!パタゴニアの手の洞窟

放送内容

南米アルゼンチン、パタゴニア地方に広がる荒野。その荒野の渓谷に、世界遺産リオ・ピントゥラスの手の洞窟はある。洞窟は幅270m、その壁には古いもので9300年前に描かれたとされる手型が残されている。壁を埋め尽くすように描かれた手形は858にも及び、男性から女性、そして子どもまで様々。一体誰が、何のために描いたのか…パタゴニアに残る洞窟壁画の謎に迫る。

858の手の壁画

渓谷にある洞窟に描かれた858もの手形。赤、白、黒、さらに緑とカラフルな手形が所狭しと並ぶ。なんと、そのほとんどは左手。何故、左手ばかりなのか…そのナゾは、手形の描き方にあった。

写真:放送内容

手形を残した人たち

壁画を残したのは、先住民テウェルチェの祖先。狩猟採集民である彼らは、獲物を求めて移動しながら、雨や風を凌げる洞窟を転々としたといわれている。そのため、リオ・ピントゥラスの手の洞窟以外にも周辺には、多くの壁画が残された。

写真:放送内容

重要視した動物の壁画

獲物を求めて、各地を転々としていた壁画を描いたテウェルチェの先祖。
彼らは狩りで獲った動物を食料以外にも、様々な用途で活用していた。そんな彼らは、暮らしの中で重要であった動物の姿も壁画として残していた。

写真:放送内容

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