放送アーカイブ

20191215日放送

百舌鳥・古市古墳群 〜 超巨大!仁徳天皇陵古墳のナゾ

放送内容

今回は2019年7月に登録された大阪府南部にある百舌鳥・古市古墳群です。古墳とは3世から6世紀後半までに作られた墳丘とその内部に棺を持つ権力者の墓のことで、ふだんはナーレーションを担当している杏さんが、現地に飛び、日本最大の古墳、仁徳天皇陵古墳の様々な謎に迫ります。空撮を多用し、地上からではわからない「カタチの秘密」や、最新の学説に基づいた「古墳の役割」を探求する、知的好奇心を刺激する30分です。

巨大古墳 カタチの秘密

仁徳天皇陵古墳をはじめ、前方後円墳には、前方と後円のくびれ部分に、「造り出し」と呼ばれる、小さく突出した部分があります。この「造り出し」は、最新の学説によると、重要な儀式の場で、大王の遺体をのせた船がつく「船着き場」だったのです。

写真:放送内容

巨大古墳 遺体はどこに?

仁徳天皇陵古墳をはじめ、宮内庁管轄の天皇陵は、原則立ち入り禁止です。そこで羽曳野市が管理する峯ヶ塚古墳に特別に許可をいただいて、テレビカメラとしては30年ぶりに入らせていただきました。古墳の主の石棺が埋まっていた場所や副葬品を紹介します。

写真:放送内容

古墳と生きる

49基の古墳が世界遺産に登録された百舌鳥・古市エリア。1600年の時をへて、濠の脇まで住宅が建ち並んでいます。実は、昭和30年頃、住宅造成のために破壊された古墳もあったのですが、市民たちの保存運動によってぎりぎり助かった古墳もありました。

写真:放送内容

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