あらすじ

第6話 2013年2月18日 OnAir

(写真)向島中央署押上交番の寺田正一巡査長(林家正蔵)の元に、「落とし物です」と小学生がセカンドバッグを届けに来た。知らないオジさんから頼まれて、代わりに届けに来たという。中には警察のマスコットキャラクターのストラップが付いた携帯電話のみ。と、突然、携帯電話が鳴って寺田が出た…。
それからほどなく、押上分署の久米島課長(升毅)に「寺田が消えた」との連絡が!? 早速、安積(佐々木蔵之介)小池(福士誠治)が押上交番に駆けつけ、寺田と一緒に勤務している岡部(絲木建太)巡査に事情を聞くと、午前8時15分頃、寺田が警ら用の自転車で慌てて飛び出していったきり、無線にも本部との連絡用ピーフォンの呼びかけにも応答は無いとのことだった。その後、近くの公園で寺田が乗っていた自転車と所轄系無線機、受令機が発見されたが、本人の行方はわからないままだ。
押上分署では、久米島、安積、小池、岡部巡査、そして向島中央署の地域課課長・冨坂警部(山中敦史)が寺田についての対策を検討していた。冨坂警部は、警察の威信に関わる問題だけに出来るだけ穏便に処理しようとするが、警察官が制服姿でしかも拳銃を所持したまま失踪していることから、重大事件に繋がる可能性も視野に入れて慎重に捜査に乗り出すことになった。

(写真)当の寺田本人はその頃、制服姿のまま、周りの視線を浴びながら携帯電話を握り締め、青い顔をして街を右往左往していた。果たして、どこへ向かっているのか? そして、携帯電話の相手は誰なのか?
鑑識の千春(加藤夏希)がGPSを使い、無作為に動き回っていると思われる寺田の動きを補捉、小池がスマートフォンでそのデータを確認しながら寺田を追跡することに。しばらく追跡していると、寺田の動きを捕捉したGPSのポイントが1点で静止。その場所へ小池が駆けつけると、寺田のピーフォンと警棒がこれ見よがしに置かれていた…。