4月に行われたゴルフ界最高の祭典「マスターズゴルフ2016」。日本人初となる“マスターズ制覇”の偉業まであと一歩のところまで迫った松山英樹の軌跡に迫る。
2015年から米国フロリダ州・ウィンドミアを拠点としていて、普段メディアの取材・露出が決して多いとはいえない彼に、番組ではマスターズ大会終了までの100日もの長期に渡って独占密着を敢行！今回なんと、米国ツアー初優勝のトロフィーなどの記念品が飾られているフロリダの自宅を大公開！さらに、近所に住む宮里美香選手の自宅でランチを楽しむ様子、移動中に聞くお気に入りの音楽、スーパーで楽しそうにお菓子を選ぶ様子など、普段なかなか見ることができない、超貴重なプライベート映像を数多くお届けする。
もちろん、競技に取り組む様子にも独占密着！練習前のウォーミングアップでなんと野球のボールとグローブを取り出し、100球以上投げ込むキャッチボール！その後の練習では、長時間に及ぶラウンド。日課の打ち込みでは、通常のショットを打った後に、左打ち用のクラブで逆方向でもショットを繰り返す。納得がいくまで何度でも打ち直す姿からは、他の追随を許さぬ彼のストイック姿勢が垣間見える。
そして、マスターズ大会直前。プラクティスエリアには、アプローチショットを打ち込む松山の姿が。100日前は「マスターズ制覇には、パットが重要」と言っていた松山。しかし、このときには「ショットとアプローチが重要」と語るように…。
いよいよ開幕前夜、スタートまで、あと12時間余り。スタッフが飛ばす冗談にも明るく応える松山には自信があった。心技体、いずれも最高の状態に仕上げたという自信が。しかし、それでも頭をよぎる、一抹の不安…。4日後、松山はこの不安の意味を、深く噛みしめることとなる。
そして4日間の激闘を終えた大会が終了。それはまた、来年の“オーガスタ”を目指す1年が始まる瞬間とも言える。松山英樹にとって“オーガスタ”とは？
果たして、その問いに彼は何と答えるのか…？

《マスターズゴルフ2016》
大会最終日、連覇を狙う首位のジョーダン・スピース（アメリカ）と2打差の3位でスタートした松山。本人にとって“未知の領域”となるマスターズでの優勝争いとなったが、通算イーブンパーの7位でホールアウト。“偉業”の達成は、次回以降に持ち越しとなったものの、日本人として史上初の2年連続トップ10入りという好成績を残した。
大会は、首位と3打差の5位でスタートしたダニー・ウィレット（イングランド）が逆転でメジャー初優勝。イングランド勢の優勝は、ニック・ファルド（1989、90、96年）以来2人目となる。一方、ジョーダン・スピース（アメリカ）は、スコアを崩して2位に終わった。
【大会開催：2016年4月7日〜10日（現地時間） オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ（アメリカ・ジョージア州）】

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