今もっとも輝く女優、堀北真希。2010年の「ジャンヌ・ダルク」から3年ぶりに赤坂ACTシアターの舞台に立ち、若く美しき悲劇の英国女王ジェーン・グレイの苦悩と真実を演じた。そんな堀北真希主演舞台を独占放送！
舞台はエリザベス1世が即位する5年前の1553年。在位期間わずか9日間のイギリス女王がいた…。彼女の存在を知る人が果たしてどれくらいいるのだろうか。
16歳の若く美しき悲劇の英国女王ジェーン・グレイを、TV・映画などで女優としての輝かしい実績を積む堀北真希が演じる。そして、ジェーンのよき理解者である家庭教師ロジャー・アスカムには、舞台ではもちろん多方面で活躍し続ける上川隆也。そのほか個性豊な演技派のキャストが顔を揃え、王位をめぐり多くの人々が犠牲となったイギリスのテューダー朝時代を描く。演出は、読売演劇大賞を連続受賞し、様々な作品の演出・出演に携わり精力的に活動している白井晃。脚本は、2013年のイギリス留学を経て活躍目覚ましい青木豪。そして音楽は、パリを拠点にピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、ロバート・ウィルソンなど名だたるアーティストと創作活動を共にし、世界で活躍する三宅純。豪華キャスト・スタッフが集結し、16世紀の王位をめぐる様々な人間関係を鮮明に描く期待作、運命とひたむきに対峙する美しき女王の最期を見届けて欲しい。
是非、お見逃しなく！

【ストーリー】
厳格なプロテスタントのジェーン・グレイ（堀北真希）は、野心的な父ヘンリー・グレイ（神保悟志）と虚栄心の強い母フランシーズ・グレイ（久世星佳）の元を乳母エレン（銀粉蝶）と一緒に離れ、ヘンリー八世の未亡人キャサリン・パー（朴王路美）の宮殿で王女メアリー1世（田畑智子）やエリザベス1世（江口のりこ）と共に貴族としての教育を受けていた。そこで家庭教師ロジャー・アスカム（上川隆也）と出会う。宮殿では勉学だけではなく、エドワード6世（浅利陽介）やブラックバード（青葉市子）との出会いなど様々な経験をする。
やがて、摂政サマセット公（春海四方）の政敵ジョン・ダドリー（田山涼成）の権力が上昇し、最高権力者にのし上がると、王位継承権を持つジェーンは、彼の息子ギルフォード（成河）と結婚させられてしまう。エドワード6世の死の直後に避難していたメアリー1世は、自分の即位を認めるように要請するも、ジョン・ダドリーはそれを無視してジェーンの即位を発表する…。

【収録：2014年3月11日＠赤坂ACTシアター】

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