悪妻行進曲
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悪妻行進曲

林隆三&大谷直子主演。“悪妻”をモチーフに巨匠・木下惠介が企画。新興住宅地にある一戸建に住む夫婦を軸に展開されるヒューマンコメディ。1977年作品。

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林隆三、大谷直子、木之内みどり、篠ヒロコ、細川俊之、植木等、谷啓、岡まゆみ、松村達雄、森川正太、赤木春恵、南美川陽子、沢村貞子 ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

林隆三&大谷直子主演、林演じる大きな望みを持つサラリーマンと大谷扮する悪妻という名の良妻?の夫婦を軸に多彩な共演者が爽快な笑いと一粒の涙を生み出すヒューマンコメディ。
1970年から7年間・24作品続いた“人間の歌シリーズ”で、日本のテレビドラマ史に大きな足跡を残した巨匠・木下惠介が企画。1977年作品。共演は木之内みどり、篠ヒロコ、細川俊之、植木等、谷啓、岡まゆみ、沢村貞子ら。
林と大谷が演じる、都心からかなり離れた新興住宅地の一角にある建売住宅に住む夫婦。家は、妻の実家からの援助と目いっぱいの会社ローンで購入した、小さな一戸建て。妻は、高望みしても婚期が遅れるだけだからと、現在の夫と結婚したものの、亭主が会社での出世街道から外れつつあるのを知り、駄目な男というレッテルを貼ってしまっている…。一方、夫は小説家志望という学生時代からの夢を胸にしまって、うだつのあがらないサラリーマン稼業の日々。だがある日、屈辱的な人事異動にあったことにより、彼の中である思いが目覚めはじめる…。
タイトル通り“悪妻”をモチーフにして、「人生とは実は、本音をこらえて、持ちつ持たれつ、労わりあって生きているんだ」という実感をユーモラスな味わいで捉えた、当時としては斬新な設定で制作されたドラマ。1977年制作。

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番組データ

出演 林隆三、大谷直子、木之内みどり、篠ヒロコ、細川俊之、植木等、谷啓、岡まゆみ、松村達雄、森川正太、赤木春恵、南美川陽子、沢村貞子 ほか
制作年 1977年
全話数 12話
制作 木下惠介プロダクション/TBS
プロデューサー 飯島敏宏
ディレクター・監督 鈴木利正、山田高道
原作 木下惠介(企画)
脚本 宮崎晃、桜井秀雄

放送内容

放送あり

全て

第1話 朝から夜中まで

第1話 朝から夜中まで

都心から離れた新興住宅地の一角に星山洋平(林隆三)と厚子(大谷直子)夫婦の家があった。そこへある日、厚子の妹・涼子(木之内みどり)が突然、星山家に押しかけ…。

第2話 忙しい日曜日

第2話 忙しい日曜日

ある日曜日。洋平(林隆三)は、書斎で小説を書いていた。妻・厚子(大谷直子)の妹・涼子(木之内みどり)は「どんな小説を書くか」興味津々。だが厚子は…。

第3話 二兎を追う者は…

第3話 二兎を追う者は…

喫茶店の一室で洋平(林隆三)は、同期入社の笹倉(細川俊之)に「小説が書けない」とため息混じりに話していた。そんな時、上司の荒川(谷啓)が喫茶店へ入ってきた…。

第4話 ある夜の出来事

第4話 ある夜の出来事

洋平(林隆三)が帰宅すると、厚子(大谷直子)は留守だった。厚子は隣の飯田家で、芳子(赤木春恵)と総一郎(植木等)夫妻と何やら話し込んでいた…。

第5話 一ヶ月の休暇

第5話 一ヶ月の休暇

洋平(林隆三)は、現在所属する部署の廃止に伴い、地方に転勤になりそうだということを知り、ある考えがひらめく。それは、有給休暇を1か月まとめて取り、その間に…。

第6話 敵と味方と

第6話 敵と味方と

厚子(大谷直子)は、夫・洋平(林隆三)が「小説を書くために会社を1か月休む」と聞き、猛烈に怒っていた。だが洋平の意思は固く、書斎に布団を持ち込み…。

第7話 ああ戦いの日々

第7話 ああ戦いの日々

星山家では、洋平(林隆三)が1か月の休暇を取り、小説書きに打ち込んでいることで、寒風が吹き、涼子(木之内みどり)だけが洋平の味方だった。そんなある日…。

第8話 土曜日のハプニング

第8話 土曜日のハプニング

洋平(林隆三)が小説を書くために会社を休むようになって10日。相変わらず厚子(大谷直子)との間は険悪だった。おまけに厚子の母・里子(沢村貞子)は居座ったまま…。

第9話 今夜は休戦

第9話 今夜は休戦

厚子(大谷直子)は、小説書きに苦しむ夫・洋平(林隆三)を尻目に、自分の趣味に没頭していた。2人は依然として冷戦状態…。そんな時、洋平がふと机から立ち上がると…。

第10話 可愛い同居人

第10話 可愛い同居人

洋平(林隆三)が会社を休んで小説を書くことに、初めは反対していた妻・厚子(大谷直子)も、最近では洋平を支持する心境になっていた。そんな折…。

第11話 喜びも悲しみも

第11話 喜びも悲しみも

洋平(林隆三)は、同期入社の笹倉(細川俊之)から相談を受けていた。彼は思いを寄せる静枝(篠ヒロコ)にどうやって結婚の申し込みをしようか悩んでいた…。

第12話 終りよければ……

第12話 終りよければ……

洋平(林隆三)は会社を1か月休み、念願の小説を書き上げた。題名は『あくさい物語』。洋平はその小説を、賞金500万円の懸賞小説に応募。なんと小説は最終選考に残り…。

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