ザ・サスペンス 松本清張「内海の輪」
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ザ・サスペンス 松本清張「内海の輪」

松本清張原作。男女の心理を鋭くえぐる愛憎劇の要素も含むものの、原作に近いサスペンスタッチを強く打ち出しいる。出演は滝田栄、宇津宮雅代ほか。

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滝田栄、宇津宮雅代、岡まゆみ、三ツ木清隆、松本留美、小坂一也、井川比佐志、高橋昌也 ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

将来を嘱望された考古学者による“完全犯罪”。しかし、いくつかの“誤算”によって“事件の真相”が少しずつ掘り起こされていく。松本清張の代表作のひとつ「内海の輪」を放送。昭和43年2月から10月まで週刊朝日に“黒の様式”第6話「霧笛の街」として連載されたもので、今作は三度目の映像化となる。主演は滝田栄と宇都宮雅代。男女の心理を鋭くえぐる愛憎劇の要素も含まれているものの、物語自体は原作に近いサスペンスタッチを強く打ち出したストーリー展開となっている。

【ストーリー】
新進の考古学者として脚光を浴びる城東大学助教授・江村宗三(滝田栄)。ある日彼は、かつての兄嫁で現在は四国の洋品店に嫁いでいる西田美奈子(宇都宮雅代)と再会する。以来2人は、美奈子が仕入れのために上京する度に密会を重ねるようになり、その関係は約2年間続いた。そんな折、2人は密会場所のモーテルで強盗殺人事件に遭遇する。スキャンダルを恐れた宗三はその場から逃げるが、被害者のガードマンは宗三の教え子・中根佐世子(岡まゆみ)の父親だった。しばらくして、2人は山陽路の旅に出た。宗三はこの旅で美奈子に別れ話を切り出すが、逆に彼女は夫との離婚を口にし、妊娠したことを宗三に告げる。さらに、強盗事件の目撃者として警察に名乗り出ると脅迫めいた言葉を口にする美奈子。宗三の心に殺意が芽生えた…。そして宗三は美奈子を蓬莱峡に連れて行き、断崖から彼女をを突き落とした。だが彼にとって計算外だったのが、美奈子が宗三のライターの入ったハンドバッグを持ったまま転落したこと。そして蓬莱峡へ向かう途中、大阪で偶然佐世子に会ったことだった。
それから1年後、モーテルの強盗事件の犯人が逮捕され、自供から目撃者の存在が浮上する。さらに同じ頃、蓬莱峡で遺跡が発見され、宗三と佐世子は発掘作業に参加することに…。

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番組データ

出演 滝田栄、宇津宮雅代、岡まゆみ、三ツ木清隆、松本留美、小坂一也、井川比佐志、高橋昌也 ほか
制作年 1982年
全話数 1話
制作 TBS/大映テレビ
プロデューサー 春日千春、樋口祐三
ディレクター・監督 井上昭
原作 松本清張
脚本 中島丈博
その他 ※番宣写真はモノクロですが、本編はカラー作品です。

放送内容

放送あり

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視聴方法

TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。