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Lima

「手作りの逸品を探すペルーの旅」〜銀製品〜

世界を旅してきたが、ペルーの雑貨はナンバーワンだ。
地域ごとに独自の文化を持ち
伝統工芸が受け継がれている。
首都リマの老舗ブランド「カムーソ」はその王様。
ひとつは持ちたい憧れの銀製品。
ペルーは銀の産出量、世界第3位。
昔から緻密な銀細工の技法が育まれてきた。
銀を溶かす所からすべて手作り。
ほんの少しの温度や時間差で銀製品は失敗する。
溶かし、伸ばし、彫金、磨き
各工程をその道40年以上の職人たちが担う。
深く正確に彫り上げるのが卓越した技術の証だ。
「銀の目」に沿って磨かなければ輝かないという。
私の旅はすべてが銀細工のように輝いていた。
そしてまた歩こう。旅マイスターとして。
アディオス!

Camusso
住所:Av. Rivera Navarrete 788 (601A) - San Isidro
電話:+51 1 637 3810

「ペルーの絶景に出会う旅」〜ワカチナ〜

世界遺産のリマ地区を歩いた。
ペルーにはマチュピチュやナスカの地上絵など
世界遺産がたくさんある。
だが私の目的はそこではない。
もっと素晴らしい場所。
首都リマから300キロ、
砂漠の中に出現するオアシス「ワカチナ」だ。
住民は3世帯15人。
リゾート地として親しまれる、まさしく秘境。
砂漠なんて砂しかない・・・と思うだろう?その通り。
サンドバギーで砂上のドライブと洒落込もう。
ドライブを楽しんだ後はサンドボード。
自分の足で砂を蹴り、滑走する。
風に運ばれ日々表情を変える稜線。
会いたかった・・・夕陽が見せる砂漠の絶景。

DESERT ADVENTURES
住所:HUACCACHINA, ICA PERU
電話:+51 056 228458

「おいしいペルーの旅」〜セビーチェ〜

ペルーに真夏がやってくると
あの合言葉が飛び交う。
『ソル・セビーチェ・イ・セルベッサ!』
夏だ!冷えたビールとセビーチェが待ってるぜ!
セビーチェとは生の白身魚をライムで締めたペルーの国民食。
ここチョリーヨス海岸は有数の漁港でもある。
間違いなくうまいセビーチェが食べられる鉄板ロケーション。
とれたての白身魚をぶつ切りにして
ニンニク、唐辛子、パクチー、玉ねぎは絶対に入れる。
ライムはありったけの力で大量に絞りまくる。
冷蔵庫がなかった時代に
新鮮な魚を昼までおいしく保つための知恵料理だった。
その名残から今もセビーチェは
ランチで食べるのが習慣だ。
胃袋にペルーの夏が駆け込んできた。

「芸術に魅せられるペルーの旅」〜ハサミ踊り〜

カリブ海の碧い海!
ペルーの音楽は郷愁の五線譜だ。
私の心を震わせてくれる。
『ダンサンテ・デ・ティヘラス』
中央アンデスの伝統舞踊、ハサミ踊り。
楽器としてハサミを使うのがなんともユニークなんだ。
ハサミ踊りは世界無形文化遺産。
ハープとバイオリン、そしてハサミが奏でる音楽にのせ
アクロバティックなフリーダンスが過熱していく。
激しい動きの間も、ハサミはずっと
鳴らし続けなければならない。
かつてのスペインによる侵略の鎖を断ち切る、
という意味でハサミが使われたという。
ほとばしる解放の喜びと歴史の悲しみ。
芸術は、大地が生むアンセムなのか・・・。

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