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Roma

「ローマの音楽に酔いしれる旅」 〜Liuto〜

古都ローマのロマンに浸りたいなら、これ。
リュートを聴くのをお勧めする。
中世に生まれたこの楽器は、弦が多いため
音の組み合わせが無数にある。
目を閉じて、繊細な音色に耳を傾ければ、
想いはいつしか、遥かな時を駈けめぐる。

ディレクター’s 買いもの日記

「ローマ編」

番組でリュートを弾いてくれた方、ミケーレ・カッレーカさんは、
実はリュート4大奏者のひとり(そもそもリュート奏者は何人いるのか不明ですが・・・)と いう、その世界ではとても有名な音楽家だそうです。日本でもCDが発売されているとか!
そんな貴重な音楽を聴けて、それはそれは、しあわせでした〜!

番組で放送した音楽が5曲目に収録されています。

「古代ローマに出会う旅」 〜アッピア公園〜

ローマの石畳に刻まれた文字、「S. P. Q. R. 」。
古代ローマの国号「元老院とローマ市民」の頭文字だ。
帝国の名残は、今も至るところに見受けられる。
ローマの中心にあるアッピア公園には、
西暦52年にできた水道橋が残されている。
流れる水は今も飲むことができる。
ここは、古代へと通じる時間旅行の入口だ。

Parco Regionale dell'Appia Antica
Via Appia Antica, 42, 00178 Roma
+39 06 512 6314

ディレクター’s 買いもの日記

「ローマ編」

広大な公園をガンガン歩き、お腹が空いたので、ランチはこれ!
いまローマでものすごく流行っている、新しい食べ物、「トラッピッツィーニ」。
“トラメッツィーノ(サンドウィッチ)”と“ピッツィア”を合わせた造語だそうで、その名の通り、カリっカリのピザ生地の中に、好きな具を選んでサンドします。
日替わりで約20種類の具は、すべてローマの郷土料理。トリッパ(ハチノス煮込み)、牛テールのトマト煮込み、ミートボール、チーズとコショウのチキン・・・などなど、
超ぉ〜迷います。ピザが三角になっただけかと思いきや・・・今まで食べたことのない、感動的なおいしさ!ローマに行ったら絶対に食べるべし!!(

1個 約3.5ユーロ

「ローマの魂に触れる旅」 〜籐細工〜

「ストラーダ・ダルテ・エ・アルティジャナート」
職人と芸術の街…
通りを進むと、1軒の工房がある。籐細工の工房だ。
実は、籐職人は、ローマで最も古い職業のひとつ。
民具として美術品として、そしてローマ軍の鎧としても、
籐製品は、人々の暮らしを支えていた。
受け継がれる伝統の椅子は、金属を使わず、
藁を張り替えれば、何百年ともつ。
手作りだから穴の形は整っていない。
でも、その無骨さこそが職人の魂だ。

Giuncart
Via del Pellegrino, 93, 00186 Roma, Italia
+39 06 6880 6204

ディレクター’s 買いもの日記

「ローマ編」

籐細工「ジュンカルト」の店内は、手作りのかわいいアイテムで溢れていて、
何を買ったら良いか、迷う、迷う!そして、毎月素敵なナレーションを読んでくださる山田孝之さんにも何かおみやげを・・・と思い、職人さんにイチオシを聞いた結果がコチラ。
いや、帽子ではなく、その下の“帽子をかける籐細工”がイチオシだと。

「私しかつくっていないオリジナルだからイイよ!」・・・って、 どうやって日本に持って帰ろう、そもそも山田さんは喜ぶのか!??
・・・はい、職人さんの言うとおり、良いローマみやげになりました!

40ユーロ

「ローマを食らう旅」 〜アマトリチャーナ〜

ローマではローマ人のように振る舞え…
腹ペコのローマ人のように振る舞うなら、
めざすのはもちろん、地元の人気レストランだ。
客たちのざわめきの先にあるものは、
パスタ、パンチェッタ、ペコリーノ、
ペペロンチーノ、ポモドーロ…
5つのPでできた彼らのソウルフード、
アマトリチャーナ。
食べ終われば、誰もが「PANZA!」
(腹いっぱい)と叫ぶ、人気のメニューを
ぜひ味わってみては、いかがでしょう。

Via Ferruccio, 12b/c, 00185 Roma
+39 06 446 7143

ディレクター’s 買いもの日記

「ローマ編」

アマトリチャーナを食べた後は・・・ジェラート!
日本人が“こだわりのラーメン屋”を持っているかのように、ローマ人はみんな“こだわりのジェラート屋”を持っているそう。
ローマ人女性のコーディネーターがイチオシするのが、パンテオン広場裏のジェラート店「GIOLITTI」。
おいしい店かどうかを見分けるのは“ピスタチオの色”だそう。
添加物のない、本物のピスタチオジェラートは、こんな渋いうぐいす色。鮮やかな緑だったらパスです!

一番右側が、おいしいピスタチオジェラートの色!

「ローマの芸術を愛でる旅」〜モザイク〜

ローマは芸術にとって、住み心地がいいらしい。
大聖堂、宮殿、大浴場、噴水…
古代ローマの建築を美しく彩ったのが、モザイクだ。
砕いた石やガラスを並べて、精巧な絵柄をつくる。
伝統の技術は、現代の暮らしにも取り入れられている。
街の工房を訪ねれば、何世紀にもわたって
受け継がれてきた、その見事な技を間近に見ることができる。
モザイクに触れ、悠久の時に思いを馳せよう。

Via Urbana, 98, 00184 Roma RM
+39 06 474 5356

ディレクター’s 買いもの日記

「ローマ編」

カラカラ浴場はじめ、ローマのほとんどの重要なモザイクを修復しているのが、番組で紹介した「スタジオ・カッシオ」。その歴史ある職人技を、旅に行ったついでに、気軽に教えてもらうことができるなんて贅沢すぎる!
2〜3時間のコースで70ユーロ、3日間コースは350ユーロ。または・・・入門編で使うこのキット、買って帰って、パズルのように自分でモザイク画をつくれる優れもの。絶好のおみやげ発見!

50ユーロ

これまでの放送内容