(images)

『 SPEC〜翔〜 』 が、第1回 「 ソーシャルテレビ・アワード 2012 」 で大賞受賞!

ソーシャルメディア時代ならではの先進的なテレビ番組を表彰することを目的に、今年度初めて創設された 「 ソーシャルテレビ・アワード 2012 」 (日経デジタルマーケティング、ならびに日経エンタテインメント!主催) で、TBS の単発ドラマ 『 SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜翔〜 』 (2012年4月1日放送) が大賞を受賞しました !!

「 ソーシャルテレビ・アワード 2012 」 は、2011年7月期から2012年6月期までの在京キー局で放送された地上波番組が対象。NHK を含む各キー局から5番組が推薦され、その中から 『 SPEC〜翔〜』 は、その斬新な取組みを評価され、見事大賞を受賞。『 SPEC〜翔〜』 での取組みとして、Twitter、Facebook などの SNS で積極的に情報を発信し、とくに Twitter のタイムラインをデータ放送上に表示させ、「 放送 」 と 「 視聴者の声 」 を同時に見せるという新たな試みが評価されました。

また、mobage、GREE などのプラットフォームで展開される 『 SPEC 』 ソーシャルゲームでは会員が50万人を越え、ソーシャルゲームの特徴である、友人とコミュニケーションしながらのプレイで、ドラマファンの拡大につなげたことも、大賞受賞の要因となりました。

植田博樹プロデューサーの受賞コメント

今回はソーシャルテレビ・アワードの栄えある第一回の大賞を頂き大変嬉しく思っています。今回賞を頂きました 『 SPEC 』 の前に、同じ座組で製作した 『 ケイゾク 』 も、視聴率は正直あまりよくなかったのですが、ネットで色々と話題にしていただいて放送後にブームに成り、そのおかげでスペシャル化、映画化となりました。

当時、テレビ局では、視聴率が唯一の指標だったのですが、それ以来、視聴率だけでは測れない視聴者からのダイレクトな評価というものが歴然と存在する、ということがはっきりと証明されました。

今思えば、ネットが視聴率という旧来の価値観とは全く異なる価値を発信する 「 マスメディア 」 としての立ち位置を確立した時代の転換期だったような気が致します。

そして 『 SPEC 』 では、放送前から戦略的にオンデマンドで予告やメイキングを流したり、ツイッターなどで撮影の様子や放送でのリアルタイム解説をやったり、スペシャルではデータ放送とツイッターを連動させたり、色々なアプローチで視聴者とダイレクトに交流していくことを試みました。

「 視聴率が悪くてすみません 」 と呟いてヤフーのトップニュースに載せられたり、フォロワーとケンカしたり、叩かれたり、祭りになったり励ましを頂いたり、東野幸治さんが 『 SPEC 』 のファンで 「 出演したい 」 と呟いてらっしゃるのを教えていただいて、そのままツイッターで出演交渉して実現したりと、色々な思い出があります。

視聴率とは別に、オンデマンドの記録を作ったり、映画化のお話を頂いたりして、また今回このような栄えある賞を頂いて大変光栄に思います。