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＜さ＞

サイコメトリング

志村美鈴の能力。人や物に触れると、それに関係する過去・思念などの情報を読み取ることができる。

魚顔 （サカナガオ）

当麻の昔のアダ名。瀬文との口げんか中に発覚。

里中 貢 （サトナカ ミツグ）

元SITで瀬文の元上司。SITの新人時代の瀬文の命を助けた人物。潜入捜査官として働くも、娘に病を処方されて脅され、冷泉俊明拉致誘拐を実行。しかし、何者かに撃たれてて死亡。潜入捜査官のため、南アフリカで事故死したと家族に告げられた。

サトリ／星 慧 （ホシ サトリ） - new -

星 慧（ほし　さとり）。人の心を読むスペックを持つ。普段は、占い師として人気を博しており、深夜12時なると店を閉めることから、「新宿のシンデレラ」と呼ばれていた。しかし、この能力は異常に脳を使うため、ある一定の睡眠が必要である。「世界各国の要人の寿命」を冷泉に予言させ、要人の寿命を知り、場合によっては寿命をコントロールすることで世界の趨勢を把握し、都合のいいように支配して何らかの利益を得ようとしていた。“睡眠”という弱点を当麻に見破られ、当麻・瀬文によって連行されるが、その後は不明。
スペックホルダーを保護する施設＝デッドエンドから逃げ出すも、久遠望に殺され、能力を奪われる。その後、当麻によって召還され、久遠望の動きをサトることで、能力を封印する協力をした。

サブコード

ニノマエが発した、何かを表す言葉。意味は不明。
津田の所属する、特殊能力対策特務班、警視庁公安部公安零課・アグレッサーでは、「サブコード対策」を行っていた。その内容は不明。サブコードとは、ルポライター・渡辺曰く「組織とか、そんな半端なものじゃない」らしい。

サブタイトル

甲の回（第1話）：魔弾の射手
乙の回（第2話）：天の双眸
丙の回（第3話）：漂泊の憑依者
丁の回（第4話）：希死念慮の饗宴
戊の回（第5話）：堕天刑事
己の回（第6話）：病の処方箋
庚の回（第7話）：覚吾知真（われを覚（し）り、真を知る）
辛の回（第8話）：魑魅魍魎
壬の回（第9話）：冥王降臨
癸の回（最終話）：百年の孤独

＜し＞

ジェニファー氏病 （ジェニファーシビョウ）

心臓に脂がたまり、固い石になってつまってしまう病気。（「SPEC」の世界にのみ存在する病気らしい）。大人だけが発症するといわれている病気で、子供での症例は7例。全て日本で発症しており、海野が担当していた。海野の論文と術式は世界のスタンダードとなっている。その実態は…海野が自ら病を処方していた。

鹿浜 歩 （シカハマ アユム）

捜査一課係長。捜査は「足」と思っており、常にスニーカーを履いている。野々村光太郎の弐係時代の部下。「未詳」の関わった事件を死ぬまで追い続けることを誓う。

死刑 （シケイ）

刑罰のひとつ。絞首刑で行われている。死刑を執行するためには、法務大臣が署名した命令書が必要である。

資源を巡る覇権争い （シゲンヲメグルハケンアラソイ）

当麻が考える「サトリの属する組織」の目的。金融や資源で世界を支配してきた大企業の一部は、HUMAN RESOURCE（ヒューマン・リソース＝人的資源）、つまり才能あふれる人材を“資源”とみなして取り込んでいる。科学者、技術者、スポーツ選手など。その中でも、「スペックホルダー」は人材資源としては超レアとされているため、覇権争い（支配者を決める争い）が絶えないという。その覇権争いが、世界地図を書きかえるかもしれない…と当麻。
のちに、サトリは“サブアトラスを書きかえること”が狙いだと冷泉に告げている。

自殺者遺族ネットワーク （ジサツシャイゾクネットワーク）

古戸久子が会長をつとめ、自殺防止・遺族のケアなどを目的とした組織。

私情 （シジョウ）

個人的な感情のこと。「法にのっとって、刑事として真実を追うから、私たちは刑事なんです。私情にかられてしまったら、それはただの暴力です」と当麻は瀬文に。

舌打ち （シタウチ）

当麻のクセ

SIT （シット）

Special Investigation Team略してSIT。特殊犯捜査係。立てこもりや誘拐事件などを担当。

SITの歌 （シットノウタ）

♪命捨てます。恐くない。街の平和を。SIT。SIT。OH　SIT〜

シナリオライター

記憶を書き換えられる地居は、「僕のシナリオ通りに世界を動かしてみたい。戦争も起こしてみたい」という願望を持っていた。

自白剤 （ジハクザイ）

注射されると秘密を暴露してしまうという麻薬。種類は多数。使用は違法。

辞表 （ジヒョウ）

会社を辞める際に理由を書いた文章。
警察を裏切り、志村のために津田を拉致すると決めた瀬文は、未詳のデスクに辞表を置いて去る。
野々村は瀬文の辞表を受理せず、隠している。

志村美鈴 （シムラ ミレイ） - new -

志村優作の妹。自分の兄を撃った瀬文を憎んでいた。人・物に触れると不思議なヴィジョンが見えるようになる。喧嘩したまま植物状態になってしまった兄に謝りたいと思っており、海野から「回復の見込みはない」と告げられ、“尊厳死”を強制される。「病を治すスペック」を持つ人物の存在を海野から聞き、何とか探し出したいと手がかりを求めて未詳へゆく。当麻に触れた際、餃子と猫に餌をあげる少年のヴィジョンを見た。また、瀬文が兄に差し入れした「銀だこ」に触れ、瀬文の思いと、事故の真相を知る。兄の怪我が治ったと喜んだのも束の間、何者かに兄を殺されてしまう。「毒」によって怪我をした瀬文に触れ、ニノマエと陽太が同一人物であることを知るも、地居によって記憶を消される。しかし、右手で様々なヴィジョンを再び読み取り、記憶を取り戻して、瀬文と共に地居と闘った。
“ヴィジョン”を読み取ることが出来る右手の能力によって、ストーカー扱いされ、大学を中退。しかし、元芸大生であった経験を活かし、当麻の依頼で車のナンバープレートの偽造を行う（バイト扱い）酒癖は悪い。

志村優作 （シムラ ユウサク）

瀬文のSIT時代の部下。瀬文曰く、「自分で撃った弾に撃たれた」が、植物状態だったため、真相は闇の中。その後、警察を裏切ってまで瀬文は病を治すスペックを持つ人物を探し出し、志村はヒーラーから怪我の治療を受ける。そして、瀬文と美鈴に笑顔で対面するも…直後、何者かに殺害される。

寿命 （ジュミョウ）

命の存続する長さ、期間のこと。
サトリはボスの命令で、「世界各国の要人の寿命」を冷泉に予言させようとした。要人の寿命を知り、場合によっては寿命をコントロールすることで世界の趨勢（流れ、傾向、勢いなど）を把握し、場合によって都合のいいように支配し、何らかの利益を得ることが目的だった。ボスの正体、何を得ようとしたのかは不明。

将棋 （ショウギ）

ボードゲームのひとつ。「チェスの駒は取ったら消えるが、将棋の駒はとった瞬間に味方になるから好き」と地居。

書道 （ショドウ）

当麻は4級。文字を書くことによって、何かをひらめくらしい。

真実 （シンジツ）

嘘偽りのない本当のこと。
「魑魅魍魎共が隠蔽し続けてきた“真実”を白日のもとに曝け出すチャンスだよ」「心臓が息の根を止めるまで、“真実”に向かってひた走れ。それが刑事だ」と野々村。「あたしは真実を知りたいだけですよ」「闇に沈む真実もあれば、光差す真実もあります」と当麻。“真実”とは一体…。

シンプルプラン - new -

御前会議によるスペックホルダー抹殺計画。 最高機密とされ、計画が漏れないように5つのパーツに分けられて保管されている。 そのひとつ「ゴエティアのパーツ」を野々村が確保する。

＜す＞

スペイン語 （スペインゴ）

当麻、地居、CBCの親父、アラータは、話せるようだ。

SPEC （スペック）〜警視庁公安部公安第五課　未詳事件特別対策係事件簿〜

番組タイトル。サブタイトルが妙に長い。脳の働きを活発にするために、声に出して読んでください。

SPEC〜翔〜 （スペック〜ショウ） - new -

2012年4月1日（日）よる9時30分〜放送のスペシャルドラマ。
当麻紗綾の左手の秘密が明かされる。

SPEC HOLDERのリスト （スペックホルダーノリスト）

里中が公安の超機密データベースから盗んだ情報。microSDカードに保存し、図書館で借りた本の中に隠していた。SPEC HOLDER＝特殊能力を持つ者の名前・住所・能力などが一覧になったもの。噂や謎の記号なども羅列。冷泉俊明、古戸久子、桂小次郎、一十一の名前もあり。このリストを作った人物・部署は不明。しかし、公安の超機密データベース内にあったということは、警察内のどこかの部署だと思われる。

＜せ＞

瀬文焚流 （セブミ タケル）

ミショウの捜査官。性格は、頑固で几帳面。軍人マニアである。元、警視庁特殊部隊SITの現場の司令塔。部下・志村の事件をきっかけに、捜査一課から、ミショウへ異動となる。現場叩き上げの刑事で、引き締まった肉体と鋭い目を持つ。先輩・里中の死に衝撃を受ける。当初は当麻を信用していなかったが、徐々に信頼が生まれ、出会えてよかったと思っている。志村のために辞表を残し、消息不明に。ニノマエと共に津田を拉致し、志村の怪我を治すことができたが、その直後、何者かに志村を殺害され、茫然自失。当麻と志村の敵を討つため、未詳の仲間の地位を守ることを条件とし、公安零課（アグレス）に入隊するも、津田の死によりアグレスは壊滅。ひとりでニノマエに立ち向かうも、当麻の作戦により大量の毒を身体に浴びて、一時は意識不明となる。その後、回復（目はほぼ見えない）。当麻と共に地居の命を奪うことに成功する。

扇子 （センス）

海野が最後に目撃されたレストランの募金箱の中に入れたもののひとつ。
「せんせいありがとう」と子供の字で書かれていた。
当麻は、この扇子を持ち帰る。

潜入捜査官 （センニュウソウサカン）

企業や組織などに社員・組員として潜り込み、証拠や情報を集める捜査官。
公安部公安第三課では、石油、レアメタル、穀物などを牛耳る大メジャーに関する何かを調べていたようだ。

千里眼 （センリガン）

空間を超え、時間を超え、真実が見えるようになる力 ( 桂小次郎 談 ）

全力デカ （ゼンリョクデカ）

円通寺坂（港区赤坂）。鹿浜歩と猪俣宗次。「バカ刑事坂。またこれも味わい深い坂である。」

＜そ＞

組織 （ソシキ）

ある共通の意思持ち、目的を成し遂げるために、集まった人々＝集団のこと。
海野の属していた組織は、目的があって人を殺していた。しかも、かなり大がかりな組織の殺人。組織の構成員がもし１千万人を超えるようなら、今起こっているのは「犯罪」ではなく「戦争」か「革命」かもしれない、と当麻。
サトリの属していた組織は、世界各国の要人の寿命を知り、場合によっては寿命をコントロールすることで世界の趨勢を把握し、場合によって都合のいいように支配し、何らかの利益を得ることが目的だった。
海野の属する組織とサトリの属する組織が”同じ組織”なのかは不明。

ソンガンホ病 （ソンガンホビョウ）

子供だけが発症するといわれている病気。大人の症例は日本だけで全て海野が処方したものだった。