日曜劇場『集団左遷!!』

はじめに



INTRODUCTION
4月21日スタート!
日曜劇場『集団左遷!!』
福山雅治 日曜劇場初主演!
香川照之と『龍馬伝』以来9年ぶりのタッグで挑む
「ノルマを達成しなければみんなクビ!僕もクビ!」
窮地に立たされた銀行員たちが巨大組織の理不尽に立ち向かう
諦めないみんなへの応援歌
平成最後日曜劇場がおくる“最大の下克上”
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TBSでは、今年4月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時)で、福山雅治主演の『集団左遷!!』を放送することが決定した。
福山がTBS日曜劇場の主演を務めるのは本作が初めてとなり、加えて銀行員(バンカー)役を演じるのも初めて。
福山演じる主人公の銀行員・片岡洋(かたおか・ひろし)は、理不尽なことだと分かっていても、飲み込んで、我慢して、「会社で生き残るためだ」そう考えている“the サラリーマン”。だが、部下や仲間の頑張りにほだされてしまう情に熱い男でもある。
片岡はある日、50歳を目前にして支店長への昇任人事を受ける。その喜びもつかの間、赴任先は廃店が決定している「蒲田支店」だった。上層部からは、「廃店が決まっているので頑張らなくて大丈夫です。無事廃店の際には本部に戻し優遇いたします」という特例を受ける。人生で初めて「頑張るな」と言われ片岡は困惑する。しかし、廃店になることなど知らない支店員たちを前に「頑張らなくてもいいよ」とも言えず、自分の立ち位置に葛藤し、部下たちの頑張りを目の当たりにし、「このままでいいのか」と思い悩んでいく。片岡はドラマの主人公としては決して強くない、自分の立ち位置や見え方なども気にする年齢の、どこにでもいるような50手前の「普通」のサラリーマンなのだ。その男が、ドラマの中でどのように成長していくのか、注目して頂きたい。
そして、片岡の異動先である蒲田支店の副支店長・真山徹(まやま・とおる)を香川照之が演じる。真山はどこか掴みどころのないような男。常に笑顔で、全てを見透かしているような真山の扱いに片岡は苦労する。ああ言えばこう言う、常に上手で返してくる真山だが…。
福山と香川はNHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年放送)以来9年ぶりの共演。二人の台詞のやりとりや劇中での関係性にも注目だ。
「銀行」という一見張り詰めた緊張感がある世界を舞台に、廃店候補の蒲田支店の仲間と巨大組織の理不尽に立ち向かう、スーパーマンではなく「普通」のサラリーマン・片岡とそこに生きる人間をコミカルかつユーモラスに、そして時にエネルギッシュに描いていくエンターテインメント。4月からの日曜の夜は、本ドラマで「明日を頑張る活力」を見出して欲しい。
脚本は『ROOKIES』(2008年)、映画「ROOKIES−卒業−」(2009年)、『南極大陸』(2011年)などを手掛けたいずみ吉紘が担当する。
5月から新元号となり“平成最後の日曜劇場”となる本作。時代の変わり目にTBSが満を持してお送りする、4月スタート・日曜劇場『集団左遷!!』。負け犬になりそうなサラリーマン達は大逆転できるのか!?ぜひご期待ください!
- 放送前コメント -
福山雅治
『集団左遷!!』の片岡は諦めきれない男。そして"上手くやれない男"だと解釈しています。会社のため、仲間のため、取り引き先のため、家族のため、そして自分のプライドのために頑張るのですが、その頑張りが必ずしも最適解ではない。でも、台本を読ませていただき、片岡の"上手くない頑張り方"に不思議な愛おしさを感じました。誰の人生においても正解はわからないし、ひとつではない。それでも、やるしかない。上手くはない、でも諦めない。時に強気に時に弱気に、いい歳して揺れる男、片岡の強さと脆さを表現出来ればと。21年振りの緑山スタジオ、9年振りの香川さん、とても楽しみです。
香川照之
日曜劇場の“重厚なドラマ性”の中に、福山雅治さんがどう化学融合して、ドラマの見どころでもある“コミカルさとユーモア”を醸し出していくのか、そして、半沢直樹以来の銀行ものへの取り組み、さらに私自身も、約9年ぶりの福山さんとのがっぷり四つの果たし合いに、今から実に楽しみが尽きない連ドラ…テンションはマックスにすでに上がっているのである。
プロデューサー・飯田和孝
「あー、おもしろかった」見終わった方に、ただそう言ってもらえるドラマを目指したい、今はそれだけを思っています。このドラマの主人公と出演者たちは、色々な壁にぶち当たります。しかし、たとえどんなにかっこ悪くても、這いつくばっても、かじりついても、頑張って乗り越えようとします。常に仲間を信頼し、共に立ち向かっていきます。たとえ具体的な打開策がなかったとしても、「頑張ればなんとかなる」と突き進んでいきます。今の時代に合わないかもしれませんが「頑張る、頑張る、頑張る、モーレツサラリーマン大いに頑張る」そんな主人公をはじめとする登場人物のエネルギーを、視聴者のみなさんに届けたいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。