インタビュー

大野拓朗さん

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Q― 今回演じられる遠藤刑事とはどんな人物でしょうか?

刑事とはいえちょっと後輩気質なかわいい弟キャラなので、刑事ドラマの中では息抜きの部分になっていると思います。ほんわかしたキャラクターだと思うのですが、そういった役作りに関しても、第1話の撮影で初めて刑事たちが集まったときから、すごく気さくに話をさせていただけたので、そういう部分でも役作りしやすかったです。
それと、遠藤のキャラクターは、ホント、僕そのままなんです(笑)。本人的にはすごく真面目で一生懸命にやっているんですけど、どこか抜けて見えてしまう部分があるというか、そんなところは私生活での僕と重なるところですね。

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Q― 共演者の印象や撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?

仲間さんは本当に気遣いのすごい方で、それでいてすごく気さくで楽しい方です。それと、仲間さんと佐藤隆太さんとの、セリフ合わせのためのミニコントは絶品です。僕も、もっと仲良くなれるよう、日々努力ですね(笑)。
佐藤さんとは、以前に一度だけ共演させていただいたことがあるのですが、そのときはそれほど話をする機会がなかったんです。それから3年後位でしょうか、このドラマで再会させていただいて、クランクインの前に一緒に柔道の練習をさせていただいたときから、すごく気さくに話しかけていただいていました。こういう言い方は僕が言うのもおこがましいかもしれませんが、一緒にいて気が楽というか居心地がいいというか、本当のお兄ちゃんでもありながらも同級生のようなノリで接してくれるので、なんだか不思議な感じがしています。
シーンでも一緒に行動することが多いので、演技の話などもよくさせていただいています。「こんな風にやってみようかと思うんですけど」と僕が言うと、「そうしたら俺はこうするよ」とか言ってくれて、それから一緒に練習もしてくれるので、とても良いコミュニケーションを取らせていただいています。
それと、最近では撮影スタッフさんともより仲良くなれてきたので、撮影現場の雰囲気はすごく良いですし楽しいです。

Q― アクションシーンを演じるお気持ちというと?

僕はアクションが大好きなので、すごく楽しいです。キックボクシングのジムに通っているんですけど、そもそも、かっこよくアクションをやりたかったから習い始めたんです。ただし、今回演じている遠藤のキャラクター的には、かっこよくアクションする人物ではないんですよね(笑)。でも、そんな及び腰で闘う遠藤をどう演じるか? それを考えるのは楽しいです。アクション指導では、こう動いてこう避けてここで殴って…というように、動きの段取りだけ付けていただくので、そこにどう遠藤の味を出していこうか考えるんです。
柔道についても、学生時代に体育の授業でやったくらいなので、すごく難しいですけど、身体を動かすのは好きなので、すごく楽しいですし、その動きのコツなども徐々にわかるようになってきたと思います。

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Q― ズバリこのドラマの見どころというと?

ドラマ全体としては、やっぱり仲間さん演じる桜さんの潜入捜査とその変装、そして隆太さん演じる正人さんとのズレ具合などでしょうか。物語としても、複雑な仕掛けはありますけど、意外と分かりやすく観られるところは、このドラマの魅力だと思います。そんな中、僕が演じる遠藤としては、刑事としては真面目に頑張っていますけど、ドラマのシリアスな部分とは逆の、ちょっとほのぼのとした部分も受け持っているキャラクターなので、クスッと笑っていただけると嬉しいです。
それと、僕としては、文音さん演じる楓さんと遠藤の関係も気になるところですね。少しずつですが恋愛ネタも盛り込まれてきているので、これからどう発展していくのか? 監督の話によると、アクションシーンで楓さんと遠藤のコンビプレーが出てくるかも? とおっしゃってるので、楽しみにしています。

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