2017年10月期連続ドラマ

こはぜ屋日誌

vol.52017.10.09(月)

放送スタートの一週間前となった10月8日、都内で1話の特別試写会が行われ、試写会後に役所広司さんをはじめとする豪華キャスト陣が登壇しました。
実はお客さんと一緒に試写会を見ていたキャスト陣。1話を見た感想や役柄について語ってくださいました。

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宮沢紘一役・役所広司さん
Q.1話を見た感想は?
「みんなと一緒に見るのは初めての経験で嫌だなと思っていたのですが(笑)、これからも長いみんなとのマラソンレースなので、一緒に見られて良かったなと思います」

Q.本作が15年ぶりの連続ドラマ出演ということですが、いかがですか?
「やっぱり連続ドラマって大変だなって。台本いっぱい持って歩かないといけないんで。今は15年ぶりに台本5冊くらい持って頑張っていますけども。でも今はすごく楽しいです。やっぱりこの福澤組とキャストの人たちが本当に魅力的な人たちばっかりなので、毎日ドキドキしながら刺激もらいながらやっています」

Q.撮影で大変なことはありますか?
「撮影は(埼玉県)行田市のロケが結構多く、今は涼しくなりましたが最初はものすごく暑かったです。こはぜ屋の作業場は冷房器具が二つあるんですけれども、ほとんど効かなくて。でもそれ以外はみんなで楽しく撮影しています」

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宮沢大地役・山﨑賢人さん
Q.役所さんの息子役を演じる感想は?
「最初はずっとぶつかり合っているんですけど、大地は(こはぜ屋が)足袋を作っているところを小さい頃からずっと見てきて、やっぱりそこに思うことがあって。これからどうなっていくかっていう感じなんですけど、(役柄では)ケンカばっかりしているんですが、役所さんはすごく優しいです」

Q.1話を見た感想は?
「すごくいい話ですね、改めて。これから先も、大地を演じるのがすごく楽しみです。撮影頑張っていきたいと思います」

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茂木裕人役・竹内涼真さん
Q.1話を見た感想は?
「こみ上げて来そうなのであんまりしゃべりたくないんですけれども(笑)。僕はマラソン選手役で出させていただいているのですが、1話ではこはぜ屋さんとはまだあまり絡むシーンがないので、台本を読みながらどうなるのかなとずっと思っていて。今見て本当に感動しましたし、この『陸王』という作品に自分が携われていることを誇りに思いました。また1話を見て、最後までもっと死ぬ気で気持ちを入れて頑張らないといけないなと思いました」

Q.豊橋で行われた大規模なマラソンロケの感想は?
「正直なところ、(撮影が)辛いとか大変だと思ったことはないです。豊橋のマラソンロケでは、僕たちが想像していた以上のたくさんのエキストラの皆さんに集まっていただいて気持ちも入りましたし、(こはぜ屋が)ランニングシューズを作るという起点となるシーンだったので、声援をいただきながらあそこでランニングができるというのはすごく素敵なことだなとも思いました。やっぱり実際に映像で見て、あれだけのお客さんが集まることってなかなかないので素晴らしいと思いました」

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宮沢茜役・上白石萌音さん
Q.役所さんの娘役を演じる感想は?
「茜はお父さんのことも家族のことも大好きで、すごく家族思いの女の子。お兄ちゃんよりはお父さんとすごく仲が良いんです。(役所さんは)撮影現場でも包容力というか、温かい雰囲気でみんなのことを包んでくださっていて、こんなに居心地のいい現場はあるだろうかという感じです。大先輩方とご一緒させていただいていますけど、すごくリラックスしながらやらせていただいています」

Q.1話を見た感想は?
「早く2話が見たくて仕方がなくて。私は撮影の日数が少なくて皆さんともあまりお会いしていないので、本当に純粋に一視聴者の気持ちで見ていたんですけれど、見終わった後に右を見て左を見たら『あぁ、陸王に出ている人たちだ』って思ってすごくミーハーな気持ちになってしまって(笑)。本当に感動して、涙が止まりませんでした」


坂本太郎役・風間俊介さん
Q.1話を見た感想は?
「皆さんの反応が一番気になっていたんですけれども、すすり泣きだったり、時に小さな笑い声だったりとか、本当に楽しんで見てくださっているというのが伝わってきて、まずほっとしました。みんな誰かに応援されて、誰かのことを応援して仕事とか学校とか頑張っていると思うんですよね。やっぱりいい事ばっかりじゃないけれども、必死にやっている中で何か一歩一歩進んでいるという実感の中、一つのことを目指してみんなが頑張っている。そうやってみんなに共感してもらえるテーマの中で物語が進んでいくから、みんなが喜んでくれる物語になっているんだなと改めて感じました」

Q.池井戸潤さん原作の作品で「銀行員役」を演じることについての感想は?
「一番最初に銀行員役と聞いた時に、池井戸さんの作品ですし嫌な役をやってやろうと思ったんですけれども、今回ものすごくいい銀行員で(笑)。もちろん世の中にいい銀行員の方もいっぱいいらっしゃると思うので、そのいい銀行員の人たちの思いを全部背中に背負ってやっていきたいと思います」

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佐山淳司役・小籔千豊さん
Q.1話を見た感想は?
「僕は普段いただいているお仕事全部をビックビジネスと思ってお仕事出来たらいいなと思っているんですけれども、このお話をいただいた時は原作、チームの皆さん、出演者の皆さんがとてもスペシャルで超ビックビジネスやなと思ってすごく緊張していたんです。そして今日1話を見て、とんでもないものに参加させてもらっているなと。ちょっと最近『陸王』の撮影現場に慣れてきて緊張もとけてきていたんですけど、これ見たら8倍緊張してきて次の撮影がとても怖いなと思いました(笑)」

Q.撮影現場でのエピソードは?
「僕はこはぜ屋と敵対する会社でピエールさんの部下としてやっているんです。竹内さんと結構一緒の現場が多いんですけど、僕は役作りに入りたい方なので(竹内さん演じる)茂木とはあまり話したくないんですけれども、竹内さんがすごく話しかけてきてくれるんですね。優しい人やなと思いながら、『俺役作り入っているからしゃべりかけんといて』ってすごく思っているんです(笑)。何回か無視したりしているのにすごく話しかけてきてくださるんですが、これからはやっぱり役に没頭したいので竹内さんを無視しながら撮影頑張っていきたいなと思いますけれども、終わるまでにどこかで一枚インスタグラム(用の写真を)撮れたらと思いますのでよろしくお願いいたします(笑)」
これには竹内さんも大爆笑で快諾していました。

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小原賢治役・ピエール瀧さん
Q.1話を見た感想は?
「1話を見て、こはぜ屋さんってあんなに楽しい感じなんだって思いました。僕と小籔くんのシーンってだいたい殺伐とするんです。こはぜ屋さんはあんなに頭の固い(志賀廣太郎さん演じる)玄さんでさえギャグを言うシーンがあるのに、僕と小籔くんのところは一切それがないっていう(笑)」

Q.演じる役柄は?
「僕と小籔くんはアトランティス社という巨大シューズメーカーで、僕が演じるのは、そこの営業部長。構図としてはこはぜ屋さんにとっては倒すべき敵ということになります。アトランティスも意地悪という感じではないんですけれども、大企業なりの論理で物事を進めていくので図式としては敵として描かれることにはなると思います。アトランティスはアトランティスで大きな会社のいろんな思惑もあると思いますので、正々堂々とこはぜ屋を潰しにいきたいなと思っております」


最後は“座長”役所さんが『陸王』の魅力を力説。
「これからはこのメンバーだけでなくて、本当に個性的ないい奴、悪い奴がたくさん出て来て、その中でも人間くさく演じながらバトルが続きます。こはぜ屋がアトランティスにいつ叩き潰されるか、また立ち上がるか…は分かりませんけれども、毎週毎週すごく盛りだくさんで面白いドラマが出来上がっています」

以上、特別試写会のリポートでした。
『陸王』1話は、10月15日(日)よる9時から2時間スペシャルでお届けします。
どうぞお楽しみに!

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