10月スタート毎週火曜よる10時

現場レポート

取材会が行われました!

10月11日(水)、収録の合間を縫って、『監獄のお姫さま』の取材会が行われました。
キャストのみなさんは役衣装で登壇!楽しい雰囲気の中、会は進行していきました。
早速みなさんのコメントをご紹介します!

金子文紀プロデューサー&監督

宮藤官九郎さん、磯山晶プロデューサーとドラマを作りだしてからもう15年以上経ちます。今日もスタジオで変わらず楽しく撮影しています。宮藤さんの本を、僕らが自信を持ってお願いしたキャストのみなさんに演じてもらい、その最初のお芝居を毎回楽しみにして、笑ったり泣けたりしながら、それを見るのを生きがいにして、まさに今ここでそれをやっております。今までの集大成をやるつもりで頑張りました。みなさんの宣伝・応援をよろしくお願いします。

小泉今日子さん

囚人番号66番、馬場カヨを演じます小泉今日子です。カヨは、主婦で子育てが落ち着いた頃に銀行に職場復帰して、一生懸命生きてきたのですが、夫の不貞に思い余って傷つけてしまい刑務所に行くことになった、しっかりしているようで、いつも失敗したりイジられたりする女性です。

満島ひかりさん

刑務官・若井ふたばを演じます満島ひかりです。みんなに八つ当たりする役です(笑)。先輩方、夏帆さん、伊勢谷さんみなさんに、いろんなひどい言葉を吐くのですが、宮藤さんはどうしてこんなにひどい言葉を言わせたがるんだろうと、言ってる方も胸が痛くなりながらやっています。

伊勢谷友介さん

みなさん囚人服の中、一人GUCCIの服を着ているEDOミルク社長板橋吾郎を演じます、伊勢谷友介です。
僕の役どころはみなさんに掴まる男で、みなさんを巻き込んだある悪いことをしてるらしいのですが、その上でEDOミルクの社長の座を勝ち取りまして、みなさんに寄ってたかってイジっていただいています(笑)。かつみなさんの回想に付き合わせていただくことになり、そこが役者としてはすごく楽しみです。

夏帆さん

囚人番号114番、江戸川しのぶを演じます夏帆です。
演じるしのぶは、EDOミルクの社長令嬢で、伊勢谷さん演じる吾郎さんと婚約するのですが、吾郎さんに罪を着せられて、刑務所に入所することになります。でも、どうしてしのぶが冤罪なのに罪を認めて入所したか、今後その理由が明らかになってくるので、楽しみにしていただければと思います。

坂井真紀さん

囚人番号31番、大門洋子を演じます坂井真紀です。
洋子は詐欺・ストーカーの罪で刑務所に入っております。“自称女優”ということで、女優と呼ばれていて、ポジティブに刑務所生活を送っている役です。

森下愛子さん

囚人番号24番、足立明美を演じます森下愛子です。
私が演じる明美は極道の妻で、罪状は違法薬物不法所持で収監されています。でもそれは旦那さんである組長の代わりに入っているので、明美は全然いい人です(笑)。

菅野美穂さん

囚人番号18番、勝田千夏を演じます菅野美穂です。
千夏は、お金大好き・いい男大好きで、罪状は脱税です。集団の中にいても、どこか一匹狼なところがあってマイペース。そして伊勢谷さん演じられる板橋吾郎にSっ気がそそられるようで、吾郎に対して執着してる、そんな役です。

Q.小泉さんへ質問です。番組の見どころを教えてください。
小泉さん:言うと難しいんですよね。今まであまりなかったタイプのドラマでして、刑務所で出会った女たちが、仲間を一人助けるためにシャバに出て力を合わせて頑張るっていうのが大きなテーマだと思います。みどころは集まったのが割りと“おばちゃん”と呼ばれる世代で、完璧じゃなく、わちゃわちゃしたり失敗したりしながら、でも絆だけは深い。一生懸命に(仲間を)助けようとするところでしょうか。

Q.満島さんへ質問です。刑務官、そして優秀な秘書を演じられるわけですが…
満島さん:刑務官としてみなさんと接していて、みなさんの生活をまとめる役割でそれぞれと向き合っていたりしていると、なんだか“お母さん”みたいな気持ちになってきます。「この子たちが刑務所の外に出たら、自由に優しく生きていってほしいな」とか、伊勢谷さんの秘書の役をやっているときは、「人を支えるのって気持ちいいな」とか。私は兄弟が多くてお姉ちゃんなので、すごく自分にあった役割をやっている気がします。

Q.伊勢谷さんは民放の連ドラ初出演ということですが…
伊勢谷さん:そうなんですよ。本当に映画の撮影に比べるとペースが速くて、この中でみなさんがこのクオリティを作っていらっしゃるなんて「日本のドラマ界すげーな!」と感じているところです。なるべくみなさんに迷惑かけないようするんですが追いつかないです。すみません。

Q.坂井さん、1話のみどころの中でもおばさんトークがたくさんちりばめられているんですけど、実際の収録の合間どのようなお話をされているんでしょうか。
坂井さん:割と普通に、食べ物の話とか、「疲れた」「眠い」とか(笑)。そんな感じです。

Q.夏帆さん、冤罪で収監されたお姫さまを演じられているわけですが、助けるためにおばさん方が立ち上がります。姫としてみなさんが働いてくれることについての感想は?
夏帆さん:昨日1話を見たのですが、みなさんがわちゃわちゃしながらも奮闘する姿を見て、ちょっとグッとくるものがありました。

Q.森下さん、今回極妻&囚人役を演じられますが、苦労されていることはありますか?
森下さん:私のような年齢になりますと、ノーメイクでこういう衣装を着ると囚人になるんですね(笑)。だから全然苦労する点はございません(笑)。宮藤さんの本は歌とか、変な体操をしなくちゃいけないほうが苦労します。

Q.菅野さん、宮藤さんと共演されたことはあるそうですが、脚本は初めてということですが…
菅野さん:そうなんです。みなさんツボというか、宮藤さんの世界をすごく理解した上で演技プランなさっているというのを感じて、私だけが撮れ高を下げているんじゃないかという心配はあります。ですが、宮藤さんの作品はエスプリが効いていて、弾けるポップコーンのような勢いがあって大好きな世界観なので、調子に乗らずに役を全うしたいと思います。

Q.最後に宮藤官九郎作品に何度も出演されている小泉さん。宮藤作品の魅力とは?
小泉さん:台本をいただいたときには、笑いながら次の本を読むのが楽しみで、すごく面白い連載マンガを待っている気持ちなんですが、いざ撮影をして完成した作品を見ると、すごく温かさとか悲しみとか、いろいろなものが浮き出てくる魔法のような脚本で、そこが魅力だと思います。

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