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2019.09.08

9話のあれこれ

9話もご視聴いただきありがとうございました。
カザマ商事買収の真の黒幕、そして君嶋を府中工場へと追いやった人物がまさかあの人だったとは!(まだご覧になられてない方のために、あえて名前は出さないでおきます)
冒頭で一件落着かと思われた君嶋のカザマ商事を巡る戦いはまだ終わってなかったのです。
「そうだったのか!」と驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
思いの丈はぜひファンメッセージまでお寄せください!

というわけで、9話の撮影エピソードをお届けします。
まずは、台本では19ページにもおよぶ冒頭からストーリーの要となる重要なシーン。
撮影は都内のとある会議室で行われました。
島本社長をはじめ、20人以上の役員が集まる緊張感のある会議の場。
そんな中でカザマ商事の疑惑の証拠となる資料を手に滝川をじわじわと追い詰めていく君嶋。
そんな君嶋に声を荒げて反論しようとする滝川。
リハーサルから本番さながらの迫力のあるお芝居が展開されていきました。
途中、君嶋に風間と大学の同級生であったことを指摘され、「薄暗いことはない」と答える滝川。
実は台本には「信頼している」と書かれていたのですが、上川さんが「信頼はしていないけれど、(彼に対して滝川は)薄暗い(やましい)ことはないので」と監督と話し、変更することとなったのです。
大学時代に受けた仕打ちもあり、個人的に風間に思うところはあるものの、オイル偽装のことは知らず、トキワ自動車とカザマ商事の間の取引において不備はない。
そう思っている滝川の心情をセリフを発する調子や、動きで表現していく上川さん。
撮影の合間には大泉さんも交えて、監督と3人でお芝居の裏にある感情の機微や、セリフの意味、行動の理由について話し合うひと幕も。
8時間以上に及ぶシーンはそうしたこだわりがたくさんつまった重厚感のあるものとなっていたのではないでしょうか?

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そんな冒頭では激しくぶつかり合った君嶋と滝川でしたが、後半では互いを理解し合いましたね。
スタジアムにいた滝川を君嶋が見つけ、2人で話すシーン。
カザマ商事買収、そして、君嶋を府中工場へと追いやった真の黒幕が判明する9話の山場でもあります。
リハーサル時、君嶋と滝川の距離感を大切にする大泉さんと上川さん。
黒幕が誰か発覚して動揺を隠せない君嶋に滝川はどういう態度を見せるのか。
寄り添うのか、少し離れたところから言葉をかけるのか。(台本には動きのことまでは書かれていません)
実際に動きをつけて何度もリハーサルしていき、監督とも話し合い、現場で作り上げていき、放送のようなシーンとなりました。

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そして、9話には濱田岳さんがアストロズの対戦相手、ブレイブズのメンバーとして、ゲスト出演されていました。
ラグビー経験者で1話の放送を見て、出演を熱望していたという濱田さん。
現場でスタッフから紹介されると「おはようございます!」と元気よく挨拶し、大きな拍手で迎えられました。
撮影がスタートすると、一気に目が鋭くなり、プレイする選手の顔に。
立派な体格のラガーマンたちに囲まれる中、怯むことなく果敢に走り込んでいく姿はさすが経験者だなという感じでした。
合間の時間は、リーダー・テツ役の高橋さんや浜畑役の廣瀬さん、福澤監督と和やかにトークを。
「夢が叶いました」と撮影後、噛みしめるようにお話されている姿が印象的でした。

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さて、次回はいよいよ最終回!
9月15日(日)よる9時から20分拡大でお送りします!
ブレイブス戦に勝利し、サイクロンズ戦へと挑むアストロズ。
そして、真の黒幕相手に戦うことを決意した君嶋。
それぞれの戦いの行方はー?
お楽しみに!

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