せら とおる
世良 徹(60)
國村隼
地球物理学・元教授。
日本の地球物理学の最高権威とされる大学教授。若い頃から日本の地球物理学界の第一人者と目されたが、画期的な業績をあげた後輩の田所にその地位を奪われて、屈辱を味わった経験がある。2011年の東日本大震災を早くから予見して防波堤工事の必要を訴えていた事から、その地位を不動のものとし、政財界から意見を求められる存在に。総理主導のCOMS<コムス>事業に対しても安全性を保証する。田所の関東沈没説を真っ向から否定している。田所の関東沈没説を真っ向から否定していた。天海の提案で海底調査を行うも、海保のデータを改ざんして関東沈没説を「根拠のないデマ」と一蹴した。しかし、データ偽装が明らかとなり、大学教授を退任。一線を退き研究者として過ごしていたが、田所がDプランズがらみで逮捕されたため、スロースリップの検証を引き継ぐことに。検証の結果、日本全土沈没という見解を示す。その後、釈放された田所と共にスロースリップの検証を続ける。