今回は伯朗の叔母夫婦が住む
兼岩家を紹介します。
ついに明かされた30億円の遺産よりも“価値あるもの”。
それは後天性サヴァン症候群の研究記録でした。
つまり天才的な脳を自在に生み出せる研究記録。
矢神家のドロドロとした人間関係を探っていたはずなのに
一気にSFちっくな様相を呈してきました。
確かに天才を自由に生み出せる技術が確立すれば、
矢神家の豪華なお屋敷や、
開かずの間に秘蔵されていたお宝、
それらよりも価値があるかもしれません。
今回はそんな矢神家のお屋敷とは対照的な
憲三、順子夫婦が住む兼岩家を紹介します。
兼岩家は設定だと、東京西部の住宅街にある庶民的な家。
美術さんに兼岩家のコンセプトを聞いたところ…。
「歳を重ねても仲の良い夫婦というのを表現するために、よく2人で海外旅行に行っている設定にしました。その旅行先で撮った海外の写真を壁に飾ったり、旅行先で買った置物を飾ったりしています」
壁には2人が旅行先で撮った写真がたくさん飾ってあり、
お土産で買ったと思われる置物がところ狭しと置かれています。
憲三と順子の仲の良さが分かる一端ですね。
兼岩家に来ると、ホッとしてしまう伯朗の気持ちも分かります。
一般的な夫婦の憲三と順子は矢神家の人間と違って、
普通のお付き合いができますからね。
2人も行方不明になった明人のことをきっと心配しているでしょう。
そして今回は、行方不明中の明人の部屋も紹介します。
今は楓が明人の帰りを待ちつつ、一人で暮らしているのですが……
8話のラストで、風呂上がりの楓の後ろから
勇磨が姿を現しました!!!!
ショッキングな出来事に驚いた人も多かったんじゃないでしょうか。
部屋には明人と楓の思い出の写真がたくさん飾ってあるというのに……。
でも、明人の部屋の窓からは東京タワーが見え、
大きなソファーも置いてあり、
とてもロマンチックな時間を過ごせそう。
こんなきれいな夜景の見える部屋で
“危険な”夜を過ごしてみたいものです。