一人でも多くの患者［かんじゃ］さんの命を繋［つな］ぐため、響［ひびき］たちDMATの活躍［かつやく］が続いているよね。
今回、ロケ撮影［さつえい］の現場に潜入［せんにゅう］したブーブ★キッズ記者！ ドラマの中では、なかなか紹介［しょうかい］できない撮影現場のうら側をたっぷりリポートします！
まずこのイラスト何だと思う？
これはケガなどをした患者さん役のエキストラさんの状態を表した指示書！ Dr.DMATではたくさんのエキストラさんの協力のもと撮影が行われているんだけれども、ケガをした人や急病の人を演じるエキストラさん一人一人にこの様な指示書があるんだよ。
そしてこの指示書にそって、包帯が巻［ま］かれたり、ケガをしているように見えるメイクがされたりするんです。
この患者さんは重症患者なのかな？ 手術着を着ているみたいだから病院まで命を繋いだ人のようだね。
これは響たちDMATが災害現場に出動する時に着ているユニフォーム、このユニフォームは災害現場でも目立つようなデザインになっているんだ！ 混乱［こんらん］している災害現場でこの人はどんなことを担当［たんとう］する人なのか一目で分からないと患者さんの命にかかわることに！
写真の左奥［ひだりおく］にオレンジのユニフォームを着ている人たちが消防士さん、水色は救急隊員、そしてシルバーに紫［むらさき］のユニフォームが響の病院、有栖川［ありすがわ］総合病院のDMATチームのユニフォーム。遠くから見てもすぐに分かるよね。
そしてDMATの中でもどんな役割［やくわり］の人なのか、呼［よ］びかけなくても分かるように医師・看護師［かんごし］・事務と背中［せなか］に書かれているんだよ。このユニフォームは東京DMATのユニフォームを作っているメーカーさんに協力してもらって作ったものなんだ。だから素材やポケット位置、大きさなども本物そっくり。ちなみに東京DMATのユニフォームは東京都のシンボルカラーの緑と遠くからでも目立つ赤で構成されているんだって。
東京を襲った記録的な大雪が残る中、都内にある遊園地を貸し切って大規模［だいきぼ］な撮影が行われました。初めは「雪で撮影中止！？」かと思ったんですが、スタッフの懸命［けんめい］な雪かきのおかげで、ほぼ予定通りに撮影スタート！ 雪で転ばないように細心の注意をし、出演者・スタッフが声を掛［か］け合いながらリハーサルが始まりました。
遊園地での事故という事で、遊びに来ていて事故に遭遇［そうぐう］した人を演じるたくさんのエキストラさんが今回も協力してくれました。トリアージタグ（たくさんの患者さんがいる時に、治療［ちりょう］や搬送［はんそう］の優先順位［ゆうせんじゅんい］を黒・赤・黄色・緑の4段階［だんかい］で表した札のこと）をつけ出番を待つエキストラさんたち、寒い中でも集中力を高めてくれていました。
いつ、どこで、どんな時に起こるか分からない災害！ 響たちDMATはこの究極の状態をどうやって乗りこえるのか。2月20日（木）よる9時30分から放送される第7話は見のがせないよ！
木曜ドラマ劇場『Dr.DMAT』
木曜よる9時から
※2月20日（木）の放送は9時30分から