2016年1月17日スタート

現場レポート

“親子の情”のキャッチボール

2016.3.10

みなさんこんにちは!
本日、つらつらとネットニュースを眺めていましたところ、人形浄瑠璃の人形遣いで人間国宝の吉田文雀氏が引退を表明されたとのこと。っと、文楽に対してほぼほぼ門外漢な感じなのですが、知り合いのバンドが近松門左衛門の「女殺油地獄」をお題に、文楽とコラボライブをしていたり、自分もまた別の知り合い関係で文楽とコラボライブをしたことがあったりしまして、何となく興味もありますところ、実際にその人形の動きを見ると、これまた何とも艶かしいんですよねー。「女殺油地獄」は、油まみれになっての刃傷沙汰が描かれている作品なのですが、ツルツルと滑りながらのやり取りの表現など、コミカルな部分もあっておもしろいところ。ちなみに、一体の人形を一人で操る場合と、3人で操る場合とありまして、そんな違いを見ているのもまた一興かと。
そういえば「木偶舎」の勘緑さん、またイベントとか呼んでくれないかなぁ…、というか、こちらが呼べばよいのか! うむむ……、
なーんて、個人的な悩みはさておきまして、こちらチーム家族ノカタチはというと、昨日の撮休スタンバイから、本日はまたまたスタジオ撮影となっております。
して、スタジオの前室はというと、西田さんからの美味しい玉子サンドの差し入れほか、いつものように賑々しくお菓子が並んでおります♪

写真

あらためまして、西田さん、美味しいサンドイッチの差し入れありがとうございますー!
o(^^o) (o^^o) (o^^)o

して、スタジオ内はというと、

写真

火曜日に続きまして、本日も大介さんのお部屋シーン関係の撮影となっております。ちなみに、先日は26名ものキャストが集まるという大賑わいな撮影でしたが、本日は打って変わって、大介さん&陽三さんを中心とした、永里家のしっとりとしたやり取りのシーンを撮影しています。
そんな中、

写真

ロフトに上がっている陽三さんの姿が…
そう、大介さんと陽三さんの“親子水入らずde一献”というシーンも撮影されています。セリフにもあるのですが、二人がグラスを交わすシーンはこれが初。何気ないやり取りの中に、親子の情のキャッチボールが表現されていたりしまして、こんど実家へ顔を出してみようかな…なーんて気持ちになったりしちゃいました番組サイト担当nobu-cにて御座います。。。
m(_ _)m

ちなみに、大介さんのお部屋セットの目の前に建てられていたペンナ企画開発部のセットは、

写真

ご覧の通り、ばらしが進んでおります。
こんな様子を見ていると、あと数日で撮影も終わってしまうのだなぁ…
とか、ちょっとしんみりしちゃいますね……
(;_;)

なーんて、しんみりな気持ちを切り替えまして!
またまた第8話の撮影現場の様子をば、紹介させていただこうかと思いまして…、

写真

そう、第8話の中でも“心に響いた…”と番組サイト「ファンメッセージ」への書き込みが多かった、葉菜子さんが律子さんに離婚の原因などを告白するシーンを撮影しているところですね。
さてしてこのシーン、律子さんが夕食の支度をしているところに葉菜子さんが帰ってきまして、二人のやり取りが始まりますが、セリフと動きを確認するドライの1回目は、寝室でやり取りするというものだったんですよ。で、最初のドライ後、
「部屋の中でずっと話をしていると、何だか独り言みたいだし、ちょっと暗くなりすぎる感じがしますよね」
という上野さんの言葉もあり、第8話の演出を務める平野監督が軌道修正しまして、寝室で上着を脱いだ葉菜子さんは、律子さんの後ろに立ち、葉菜子さんの告白が始まるという動きに変更されました。

写真

先行してテーブルへと座る葉菜子さんに対して、夕食の支度をしている律子さん、「葉菜子さんが話し始めたとき、律子さんはサラダのトッピングでもしている感じでしょうか。そこで、葉菜子さんの話を聞いているうちに段々と手が止まり…という風情がいいと思います」云々、平野監督から細かな表情付けがされていきます。
合わせて、律子さんが葉菜子さんの座るテーブルへ近づくタイミングなど、より自然な動きに見えるよう、セリフの抑揚なども含めて確認していきます。葉菜子さん&律子さんの、心の動きを感じつつ、その上でセリフが乗るので、観ているみなさんにも、二人の心情を感じてもらえるのでしょうね♪

写真

それにして、律子さんの「あんたの泣き顔なんて、生まれたときから見ているのよ」というセリフには泣かされました。ホント、母は偉大な存在ですね。
なーんてこの現場レポを書いていたら、今夜、実家に帰りたくなっちゃいました……
(T△T)ノシ

BackNumber

トップへ