福士誠治さんインタビュー

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Qシリーズ6を迎える気持ちは?

まずは、もう一度ハンチョウの小池を演じられることができるのが、すごくうれしいです。レギュラーメンバーと久しぶりにお会いして話をしていても、前作が初めてではなくて、2〜3年前からずっと一緒にやっていたような、そんな錯覚をしてしまうような感覚があります。とにかく、また同じメンバーでやれることがうれしいです。前作は初めてということで、多少不安も感じましたけど、今回は「どうやってやっていこうか」という期待感、ポジティブな気持ちで一杯です。

Q前作で印象に残っていることというと?

ドラマの撮影をしていて、リハーサルをして「それじゃ、こんな感じにやっていきましょう」となってから、このハンチョウのメンバーはさらに芝居が膨らんでいくんですね。そのことがすごく印象深いです。ホント、本番でOKが出るまで、少しでも良くなるようにと、みんながアイデアを出し合うような、そんなメンバーだったので、「すごく向上心のある現場だな」というのが僕の印象です。それと、みんなで一緒に飲みに行ってたくさん話しもしたので、そのこともお芝居に反映していたんじゃないかと思います。

Qシリーズ6で小池を演じる気持ちは?

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前回は「はじめまして」から始まって、安積ハンチョウにはこういうアプローチで、尾崎さんにはこう、結城にはこんな感じと、なんとなく固まったところで終わったと思うのですが、今回、せっかくなので、まずはその部分は残しておきたいと思っています。あとは、話の流れの中で小池のバックグランドみたいなものが何か出せるなら、いろいろと出して行きたいと考えています。例えば、前回だと小池は漫画好きという話があったのですが、そういうエピソードはおもしろいですよね。小池という人物を、もっといろいろと出せればなと思っています。
それと、今回は舞台が押上になるので、せっかくだったらスカイツリーの近所で撮影したいですね。人が多くて大変かも知れませんが…(笑)。

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Q今回、共演される橋爪さんの印象というと?

まだそんなにご一緒させていただいてないのですが、第1話で橋爪さんが演じるお医者さんの病院の花壇を小池が壊してしまうというシーンがあるんですね。そこで「ケガをしている人に手錠をかけるのか!」って言われるんですけど、本気で叱られたという気持ちになっちゃいましたね(笑)。犯人を追っている小池にもしっかりとした言い分があるはずなんですけど、なにも言い返せない気持ちになりました。別な言い方をすると、グッと心を掴まれたという感じです。とにかくもう、自分の芝居の未熟さにため息が出ちゃうくらいです。僕みたいな者がいうのは恐れ多いのですが、お芝居を見ていて違和感がないんです。その佇まいやセリフ回し一つを取っても、「こんな人っている!」というようなリアル感というか、そこにウソがないというか。なにがすごいって、橋爪さん自身がすごいんでしょうね。とにかく、もっと一緒にお芝居がしたいです。

Q視聴者の方へメッセージを!

ハンチョウ6、今回も、なぜ安積班が再び集められたのか? 話が進むにつれて徐々に明かされていくと思います。そこが大きな見どころの一つだと思うんですが、僕もまだその理由を知りません(笑)。みなさんと一緒に解明していけたらと思うので、ぜひご覧下さい。