川島海荷さんインタビュー

暗殺者・アイを演じることについて

お話をいただいたときは本当にビックリしました。まさか自分が暗殺者の役を演じるとは思ってもいなかったので、どう演じたらいいのか不安でしたね。撮影の始まった今は、とてもやりがいを感じています。

銃やナイフでのアクションシーンはいかがですか?

慣れないですね。初めてアクション練習した翌日は、拳銃の重さで腕が筋肉痛になりました。ナイフでのアクションも実際にやってみると、すごく難しくて…。流れるように動いてしまうとかっこよくないので、キレを大事にしているのですが、動きに必死になっちゃうと、つい流れてしまうんです。アクションに関しては、まだまだ練習中なのですが、冷酷な暗殺者を上手く演じられるように、もっとがんばりたいと思います。

中国語のセリフもありましたが、いかがでしたか?

撮影の前日にリハーサルがあり、その際に中国語の先生に来ていただいて教えていただいたのですが… 基礎が全く分からないので難しかったです。中国語って、「 あ 」 という言葉でも、数種類の発音があり、覚えるのが大変でした。緊張すると変な発音になってしまうので、本番直前は出来るだけリラックスするようにしました。本番後、先生から 「 OK!」 とサインをいただいたときは嬉しかったです。

共演者の年齢層が様々ですが、特に印象に残っている方はいますか?

特にということであれば、片桐薫を演じられている三田さんですね。演じられていて “迷いがない” といいますか、セリフを言っているように感じさせず、すごくナチュラルなんです。片桐は優しさと恐ろしさを持っている人物なのですが、全く違和感なく演じられていてビックリしました。初めてお会いしたときは緊張したのですが、普段はとても優しい方です。現場では、とても優しく話しかけてくださるので、今では三田さんとのシーンがあると安心してしまいます。

『 ヘブンズ・フラワー 』 で川島さんが挑戦していることはありますか?

暗殺者を演じることですね。アイと同じように感情を持たないようにして、指令されていると思い込んで、暗殺シーンを演じるようにしています。あと、『 ヘブンズ・フラワー 』 は、私にとって初主演という記念すべき作品なので、視聴者のみなさんに挑戦状を送るくらいの気持ちでがんばっています。

最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

深夜ドラマということで、作品自体にたくさんの挑戦がつまっています。また、私も暗殺者・アイを通して、みなさんの中にある私のイメージを裏切ってゆきたいと思いますので、ドキドキハラハラしながら楽しんでご覧ください。