現場レポート:日曜劇場『ごめん、愛してる』

REPORT /現場レポート

無邪気ゆえに残酷

【14】7.26 Wed.
麗子の愛を一身に受けて育ち、幼なじみの凜華をはじめ、みんなから愛されているサトル。
母の愛を渇望しているのに叶わない律とは正反対です。

凜華から異性として愛されているとは露とも知らず、プロポーズの手伝いをしてほしいと無邪気に相談するサトル。残酷すぎる…。

長瀬さんは3ショットインタビュー
「(日向サトルは)メチャクチャ難しい役。僕なら「どう表現しよう?」と悩むところだらけの役だけど、彼でイメージしながら台本を読むとすんなり進むんですよね。それが彼が持つすごいところ」と坂口さんのサトル像を絶賛されていましたが、サトルは実はとても難役。

坂口さんご自身も3ショットインタビューで、
「本人は悪びれてはいないんだけど、お芝居をしてみると彼を少し悲しく、寂しく感じてしまうんです。だからそれをどう愛らしくキュートに見せるのかはすごく難しい」
とお話されていた難役・サトルのいびつな部分が少しだけ現れてきた3話でした。

さて、凜華にプロポーズを相談するこのシーンのラストでは、ニコニコしているサトルに凜華は「何笑ってるの?この人?」くらいな感じの表情にしましょうか、とリハーサルで相談していたにも関わらず、あまりにも無垢な笑顔を見せる坂口さんの笑顔に、本番で吉岡さんがついつられてしまってNGに…。

こんな笑顔を向けられたら…
「ごめんなさいっ!」と謝る吉岡さんに、
「僕も自分でやってて笑っちゃうもん」とすかさずフォローする坂口さんでしたが
でしたが、その後も笑顔につられて笑いが止まらなくなってしまった吉岡さんにも「(吉岡さんって)笑い上戸だよね」とやっぱり笑顔^^

温かくも哀しい連弾
一方、親子愛が伺えた麗子さんとの連弾シーンでは、
「先生、ここ“レ”と“ラ”ですか?」と押さえる場所をピアノ指導の先生に確認している横で
「“レ”と“ラ”です!」と代わりに答える坂口さん。
「わー、すごい!(坂口)先生、ありがとう!!(笑)」と言う大竹さんに「任せてください!」と坂口さんはエヘンと胸を張るポーズで、現場の笑いを誘っていました^^

サトル─麗子─律の親子の三角関係はもちろん、サトル─凜華─律の男女の関係性が、凜華がサトルから離れることを決意したことをきっかけに大きく動いていきます。
第4話、それぞれの心の動きにもご注目ください!!

放送は30日よる9時からです!