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2022年12月10日 よる9時から放送

第1657回

メキシコの源流 アステカ王国

ミステリーハンター

長田 ショーン(おさだ しょーん)

1997年生まれ、ハワイ出身。元男劇団 青山表参道Xのメンバー。モデル、俳優として世界的に活躍中。英語と日本語(標準語と関西弁)の2ヵ国語が堪能。
ミステリーハンターは今回が初めて。

日本では死の象徴として怖いイメージのガイコツ。ですが、メキシコでは身近でポジティブな存在だといいます。そこにはある古代王国との関係が?ガイコツだらけのパレードにも参加してその秘密を探ってきた、ミステリーハンターの長田ショーンさんに取材のお話を聞きました。

街中、ガイコツだらけ?
メキシコの伝統行事に密着!

この伝統行事で行われるパレードを、メキシコ・シティで取材した時はまず人数に圧倒されました。しかもカラフルなガイコツの仮装をした人がたくさん!でも、ただ仮装をして楽しむパレードではないんです。実は亡くなった人への尊敬や感謝を込めたお祝いで、「そのためにこれほどの人が!?」ということも驚きでした。

今回注目した行事は、亡くなった人の魂を迎えて弔う点では、日本のお盆と同じかもしれません。ですがあるご家族に4日間密着して、この伝統行事を取材すると、かなり違うものに見えてきました。2〜3世代が集まる大家族で、お父さんと一緒にお墓の掃除をしたり、祭壇作りを手伝ったり、子供たちと遊んだりしたんです。このご家族と一緒に過ごせたことは僕自身の心に残る体験でしたし、番組ではご家族の姿を通してメキシコの文化を感じられるところだと思います。

一体どのようにご先祖をお迎えするのか?

そしてこの行事の大きなイベントであるお墓参りに、家族のみなさんと行くと、思ってもみない絶景が。真っ暗なはずのお墓が、美しく、いい香りがして…。その光景に僕はとても感動しました。

長田さんが体験したお墓参りの様子とは?

ガイコツを身近に感じるメキシコ
その秘密を探っていくと…

取材した伝統行事に限らず、メキシコではガイコツのモチーフをよく見かけました。背景には14世紀前半にメキシコ中央部に現れ、繁栄を極めた古代文明アステカの存在があるんです。その痕跡を追って向かったのはメキシコ・シティの中心部。現代人の歩くすぐ下に遺跡が眠っているんです。何百年も前から続くその歴史的なパワースポットの取材は、何というかとても深みを感じる体験でした。

近年、地下からは驚きの遺跡が!

頭蓋骨と関係が?
アステカで儀式として行われていた球技に挑戦!

アステカ人の伝説の故郷と呼ばれる島へ!

メキシコ・シティからは時間がかりましたが、行ってみると歩いて15分もかからない小さな島でした。実は僕たちが取材に行く1週間前に台風がきて、その被害を見て取れるほどなのに、島の人たちはみんな笑顔で僕らを迎えてくれるんです。台風で大変な状況でも漁で獲れた魚をみんなで分けて、太陽を浴びて、ゆっくり過ごしている彼らの姿に、素直にすごいなと思いました。

「子供たちも本当に元気!取材スタッフに
興味津々で、どこを歩いていてもすぐ
10人20人と集まって(笑)」(長田さん)

この島は太陽に近くて昼間はむちゃくちゃ暑いのですが、夜になると月の大きさに驚かされました。太陽と月の両方が出ている時間が1時間程あって、右側には沈みゆく太陽、左側に大きな月がバーンと。アステカ王国の人たちが太陽と月を神の象徴として崇めていたことを実感できる光景でした。自然の力をダイレクトに感じるこの島の人たちは、余計なものにとらわれていなくて、そのパワーや優しさを度々感じたことも印象に残っています。

この島がアステカ人の原点と
いわれるのは一体なぜなのか?

見どころは?

メキシコではガイコツが身近で大切な存在、という点に初めは僕も「どういうことかな?」と思っていたんです。でもアステカの歴史を知り、メキシコの人たちの死生観にふれる中で、少し俯瞰して生と死について考えるように…。するとガイコツは決して怖いものではなかったですし、番組を通してガイコツの見え方が可愛いく変わる可能性も!?また取材をする中で家族の温かみや、伝統行事によってご先祖様との縁を大事にしそれを子や孫にも繋げていく、人と人との愛をすごく感じました。そんなメキシコの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。メキシコの文化ってすごいなと思いました。

こぼれ話

ミステリーハンター・長田ショーンさんに聞いた
撮影の裏話をご紹介!

死者の日のパレードで体験した不思議な出来事!?

実は死者の日のパレードを取材中に、僕たちは妖精と出会ったんです…。人ごみの中でパレードの様子を撮影するのは難しく、ひとまずゴール地点を目指していたのですが、その途中で6人いたスタッフのうち2人がはぐれ、さらにもう1人も。残るディレクターとカメラマンと僕の3人も、中々前に進めないような状況でした。

そんな時に現れたのが妖精、と僕たちが後から呼ぶようになった40代くらいのメキシコ人女性です。急に目の前に現れて「着いてきて!」という素振りをされたので、初めは「え、どこに!?」と僕たちも半信半疑。通訳の方もはぐれていたから、日本語と英語の僕たちと、スペイン語の彼女とは言葉があまり通じないんです。僕たちの言葉に「分かった、分かった」とリアクションはしてくれるのですが…。

そこから一緒に歩くこと約1時間。僕たちはちゃんとゴール地点に着くことができました。ただゴール地点も本当にたくさんの人!すると妖精は、今度は近くの警察官のところへ。渋い顔で妖精と話していた警察官ですが、最後は撮影しやすいエリアに入れてくれました。そのおかげでパレードの映像を撮ることが出来たんです。そして、僕たちが感謝を伝えようとした時にはすでに、妖精の姿はありませんでした。

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