原作紹介

原作者・中原アヤ先生からドラマ化にあたりコメントをいただきました!

実写ドラマ化が決まったときの感想を教えてください。

とても嬉しかったです!以前にも映像化していただいた作品もあったのですが、これまではティーン向けの作品でしたし、今回初めての大人が主人公の作品なので、ちゃんと大人向けに描けているのかずっと不安だったんです。でも、キャストの皆さんのビジュアルやセットの雰囲気を見て「ちゃんと描けていたんだ!」と安心しました(笑)。

キャストについて、深田恭子さん、ディーン・フジオカさんはじめどのような印象を持たれましたか?

大好きな俳優さんたちばかりでとても嬉しいです!深田さん、ディーンさんともぴったりイメージ通りです。主任は最初にキャラクターを作ったときから「メガネをかけているイメージが第1!むしろメガネが本体!」と思っていたのですが、本当に似合っていますよね!個人的にお二人の大ファンで、舞台を見に行ったりトークショーにまで行くくらいの大ファンです(笑)。

原作もまだ続いている作品ですが、作品の見どころ、ミチコ、黒沢の関係について注目していただきたい点はどういうところでしょうか?

ショートコントの積み重ねのようなやりとりを意識していて、この二人は片想いでもなく両想いでもないところから始まりますが「ケンカするほど仲がいい」という目で見ていただきたいですね。
個人的にはおしゃれな洋服を描くのが大好きなのですが、お金がないミチコにあまりおしゃれをさせられないのが、描いているほうとしては気をつけているところです。代わりに制服など、いろいろな服が登場するので実写でどうなるのか楽しみです。

ドラマへの期待、原作ファンの皆さま、またドラマをご覧になる皆さまにメッセージをお願いします。

元は自分の作品なのに、映像を見るとその作品の中にいるような不思議な感覚です。主な舞台となる「ひまわり」の店内がとてもステキですし、細部の描かれ方など勉強になります。美術や照明、各方面のプロフェッショナルの方が手がけてくれて、そこに映像というミラクルが起こります。この先、自分の作品の中に逆輸入してどんどん取り入れて行きたいとわくわくします。
ミチコと黒沢は口が悪いのですが、深田さん、ディーンさんお二人のやわらかい雰囲気で包んでくれるので、とても安心感があります。そんなお二人がこのミラクルの中でたくさんのときめきを作り出してくれると思うので、わたしも楽しみにしています。

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会社が倒産して以来、収入ゼロにもかかわらず年下の大学生に貢ぐ日々を送っていたアラサー非モテ女子・柴田ミチコ。就活は惨敗、とうとう所持金は15円に…。そんな時、怖くて大嫌いだった元上司・黒沢に偶然再会。
はたして、彼は天使か悪魔か!?そしてミチコの生活は…!?

© 中原アヤ/集英社マーガレットコミックスYOU