CSR

活動報告
社会貢献

2019年7月24日

大型音楽番組「音楽の日」に聴覚障がいの方をご招待

〜客席にボディソニックを設置し健常者と共に音楽の感動を!〜

「音楽の日」に聴覚障がいの方をお迎えしました

TBSはCSR活動の一環で大型音楽番組「音楽の日」(7・13生放送一部総合司会中居正広、安住紳一郎アナウンサー)に聴覚障がいの方をお招きし、客席のボディソニック(音を振動に変える振動装置を内蔵したポーチと座布団クッションで構成される音響システム)を使用し健常者と共に音楽を楽しんで頂きました。
TBSのCSR方針の一つに「共生社会の実現に向けての活動」があります。主に社員アナウンサーの伝えるスキルを活かし「視覚障がい者支援」を中心に行ってきましたが、
今回はパイオニア(株)とオンキヨーマーケティング(株)の協力を得て「聴覚障がいの方」に向け本格的なCSR活動を行いました。
実施の経緯は、ボディソニックを使用しての聴覚障がいの方向け音楽会はクラシックコンサートなどが中心で、人気の歌謡曲やポップスなどを楽しんで頂く機会が少ないことを知り、「音楽の日」へのご招待が決まりました。
本番当日は総合司会の中居正広さんが皆様にインタビューする場面や健常者と共に笑顔で盛り上がる様子などを生放送で全国にお伝えしました。
参加された方は20代〜70代と幅広い年齢層です。スタジオを後にし「突然耳が聞こえなくなり、音楽は諦めていたが、このような機会があり本当に楽しかった」と涙ぐむ女性の姿が印象に残りました。また「楽しく皆(健常者)と盛り上がれた!」「これを機に自分の生きる場で自分なりに頑張りたい。」など思い思いの感想を頂きました。「音楽の日」は東日本大震災復興への願いを込め2011年からスタートし、今年で9年目を迎えます。今年のテーマは「汗」で様々な局面で「汗」を流し頑張る方々の「応援歌」となればという思いを託しましたが、そのテーマに添った楽しいひと時をご提供できたことにTBSスタッフ一同は安堵しました。

ボディソニックを設置した特等席
本番時の様子

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