現場レポート
- 【17】2016.11.30 Wed.
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みなさんこんにちは！
さて、番組サイトや番組公式twitterのほか、ネットニュースなどチェックされてらっしゃる方はご存知の情報かと思われますが、第9話〜最終話のゲストとして板野友美さんが出演されることが発表されています♪あずみを演じる小島瑠璃子さんとは同じ事務所の後輩にあたり、プライベートでも仲が良いというお二人ですが、ドラマの中ではどんな関係性となっているのか？ 板野さんの役柄が気になっている方は多いかと想像しますが、まだ詳細はもったいぶらせていただきますｗ
さてして、週の真ん中水曜日、折り返しのチルアウトタイムは『コック警部の晩餐会』第7話をお楽しみいただけたでしょうか？
嫁と姑の問題をベースにしつつ、悲しい顛末と相成りましたが、撮影現場では和気あいあいとした空気に包まれていたチームコック警部。ということで、今回の現場レポートでは、事件現場〜晩餐会会場となりました、ロケ先の様子を紹介させていただきます。
まずは、撮影が行われた場所ですが、埼玉県はさいたま市にある「国際クッキングスクール」という料理学校＆キッチンスタジオへお邪魔させていただきました。あらためまして、朝早くから夜遅くまでのご協力、ありがとうございました！
そして、撮影はというと、こちらは飯沼千恵子さん演じる人気料理教室No.2の赤井敏子に対して、柄本さん演じる古久警部が事情聴取をしているシーン。セリフと動きを確認するドライをしているところです。
「観ている人に“この人が犯人か！？”と思わせたいので…」
云々、ドラマをご覧の方をミスリードさせるための空気感を演出している中前監督です。
そんなやり取りがありつつ、番組の料理指導を担当するチーム宮崎さんの面々が、ナポリタンを調理している手元を撮影しています。
そして、シーンが変わりまして、事件現場の現場検証シーンが準備されていきます。
何者かと争ったような状況を再現するため、調理器具をとっ散らかしまして、
「この位置にケチャップでバッテンを書きますので、このあたりに寝そべっていただけますか」
と、中前監督が話しているのは、被害者・奈良部真理子を演じた瀬戸早妃さんです。
そしてそして、こちらは何かといいますと…そう、包丁が刺さったように見せるための美術道具でした。
美術チームの松田さんが、真理子が刺された背中に乗せています。
そんな殺害現場にて、またまた被害者が残したナポリタンを食べようとしている古久警部ですが、「もう第7話ですし、こうして古久警部が事件を解決してきたことはあずみも認めてきていると思うので、そういった気持ちを込めて声をかけましょうか」
と、あずみと古久警部の関係性の進展を加味しつつ、中前監督が演技を付けていきます。
つつがなく撮影が進みまして、いよいよ晩餐会のシーンの撮影となりました。
そして、この現場が犯人の奈良部たえを演じられた、ふせえりさんがチームコック警部に合流！
拍手で現場へ迎えられてから間もなく、チームコック警部・俳優部とも馴染んでらっしゃるふせさんです♪撮影が進む中、現場の脇では…、チーム宮崎さんの面々が、撮影で供されるナポリタンをこしらえ中。
撮影の進み具合に応じて、湯気が上がるような出来立てを供するのは、ホント、大変な作業なんです！
芝居場へ目を戻しますと、円卓を囲むようにぐるりと円形レールが敷かれていました。
ドラマツウな方なら、このカメラワークも楽しんでいただけたはず♪
そして、晩餐会に臨む古久警部とあずみですが、第7話では初めてあずみがお料理の手伝いをしていましたね！このシーンからも、古久警部とあずみの関係性が進展していることが窺えます。
1話完結のドラマといっても、こうして登場人物の関係性を進展させる演出は不可欠なんですね。
そして、事件の謎解きの鍵となったカレーですが、パッケージは美術チームが作ったものでしたが、古久警部が手にしているカレールゥも、同じく美術チームが作ったものでした。
しかも、チョコレートと見間違えやすいように、チョコレートで作られたものだったんです。
「このカレールゥは、チョコレートに見えなきゃいけないので、本物のチョコで作ってもらったんですヨ」
という中前監督の言葉に、くんくんと匂いをかぐ柄本さん、
「あっ、チョコだ！ｗ」
とビックリされていました。して、そのビックリを小島さんにも共有しようと、
「ほら！」
と柄本さんが小島さんに差し出すと、
「あっ、本当だ！ｗ」
と小島さんもビックリ！
第4話で、古久警部が五感の割合を引き合いに出してしましたが、視覚の情報からカレーだと認識していたものが、匂いをかいだらチョコレートだったら、思っている以上にビックリするはず。
それにしても、もしナポリタンの隠し味にチョコレートを使うと、どんな味になるのだろう……？？？
σ(^_^;)