現場レポート

2018.12.17

クランクアップレポート【前編】

ついに明日最終回です。
連日ファンメッセージへの本当に本当にたくさんの書き込みありがとうございます。
そんなみなさんの期待が高まる最終回の放送を前に、
ここでは一足お先にクランクアップの様子をお届けします。

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まずは、主人公・末永聖を演じた有村さん。
クランクアップはお花屋さんでのシーンでした。
岡田さんから花束を手渡され、これまでの撮影を振り返り挨拶する場面では、感極まって涙を浮かべる姿も。

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<末永聖役・有村架純さん>
終わった感じがまったくしません。
4カ月間、お疲れさまでした。ありがとうございました。
何から伝えていいのか、本当に分からないんですけど……スタッフさんと共演者の皆さんには感謝しかありません。一日一日が本当に大切で、どの気持ちも絶対に無駄にしたくないと思って、毎シーンやっていました。
たくさん泣いたし、でも泣くっていうことも、技術で出来るほど私は器用な人間ではなくて、そこにはちゃんと気持ちがないと涙は出ないし、笑顔とか、嬉しいとか楽しいとか、繊細な喜怒哀楽も、技術では絶対に出来なくて、そういう気持ちになれたのは、間違いなく岡田君が演じてくれた晶君がいてくれたからで、いろんな気持ちでこの4ヶ月間過ごせたことが、とても幸せでした。
自分が表現するさまざまな気持ちを、監督や技術部のスタッフさんたちが切り取ってくださったことも、感謝でいっぱいです。皆さんのことを心から尊敬して毎日現場にいました。
楽しくて本当に幸せな現場でした。この現場で学んだことや皆さんと出会えたこと、この作品に出会えたことを、これからも大切にしていきたいと思います。
この作品に、そして聖という役に出会わせてくれた関係者の皆さんに感謝したいです。
本当に楽しい4ヶ月間をありがとうございました。

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出演者の中で一番最後のクランクアップとなった黒岩晶役の岡田健史さん。
ラストは晶が物思いにふけりながら街中を歩いていくシーンでした。
すでにクランクアップしていた有村さんがサプライズで現場に駆け付け、その前のシーンでクランクアップした夏川さんと共に静かに見守る姿が印象的でした。
撮影が終わり、「以上を持ちまして黒岩晶役、岡田健史さんオールアップです」とスタッフによるアナウンスがあると、2人で岡田さんのもとへと行き、有村さんが花束を贈呈!
目を赤くしながら、一言一言かみしめてあいさつする岡田さんの姿を現場のキャスト、スタッフみんなが見守り、最後は温かい拍手でしめました。

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<黒岩晶役・岡田健史さん>
本当は、自分はこのシーンの前のシーンでオールアップする予定だったんですけど、神様が加担してくれたかのように、最後になって…、本当にたくさんの先輩方、みなさんのオールアップにいることができてうれしかったです。
それと、この『中学聖日記』という素敵なスタッフさんのもとで素敵なキャストのみなさんと共に、黒岩晶という役を生きられたことに幸せをすごく感じています。スタッフのみなさんの仕事に対する姿勢だったり、それ以外の自分に接してくれる対応だったり、本当にたくさんのことを学びました。
キャストのみなさん、スタッフのみなさんからいただいたものが多すぎて、自分は演技という形でしか返すことができなかったんですけど、演技の部分がすごく未熟で、セリフ回しをなまったり、やせすぎてこけちゃったりして、本当にたくさん迷惑をかけました。こんな未熟な自分を受け入れてくださって、一緒に時間を共有してくださって本当にありがとうございました。
このいただいた恩をしっかり返せるように『中学聖日記』で学んだことを活かして頑張っていきたいと思います。4ヶ月間本当にありがとうございました。

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続いて、町田さんと吉田さん。

「このシーンは以上になります」とスタッフの声がかかると、この日は撮影がなかった有村さんと岡田さんが花束を持って登場!
突然の2人の登場に驚きながらもうれしそうな表情を浮かべる町田さん、吉田さんでした^^

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<川合勝太郎役・町田啓太さん>
長かったような短かったような、まだ終わってないような不思議な感じなんですけれど、本当にこの現場、最終日にして「テストでもカメラ回ってたんだ」とか(それを聞いた吉田さんが「そうなの?」と)、勝太郎の呼び名が「しょうしょう」に変わってたりとか(笑)、最後にきて面白いなぁと思いながら、でも終わっちゃうんだなぁ、寂しいなぁと思っています。なかなか出会えない作品、僕の心にずっと残るだろう作品に出会えて光栄でした。まだまだこれから頑張っていきたいと思いますので、またお仕事一緒にできるように頑張ります!

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<原口律役・吉田羊さん>
みなさま、4ヶ月本当にお疲れさまでした。ここ数年、私はオールアップで寂しくて涙が出るということが本当になかったんですけれども、2人が来てくれたのもそうだし、今朝起きたらすごく寂しく涙が出て…それはきっと原口さんという人の人生がすごく面白くて「この人生をもう生きられなんだな」と思うとすごく寂しく感じましたし、この現場に行きたいと毎日思える温かくてやさしい現場でした。やさしいみなさんとまたご一緒できるように私もお芝居頑張りたいと思いますので、どうかみなさん吉田羊を忘れないでください(笑)。

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そして、夏川さん。
「お疲れさまでした」と岡田さんから花束を渡されると、「ありがとう!」と満面の笑みで受け取っていらっしゃいました。

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<黒岩愛子役・夏川結衣さん>
4ヶ月の間、ケガや事故もなく、今日まで来れたことをホッとしていますし、暑いときから今はベンチコートまで着ちゃって、長いようで短かったこの時間、みなさんとの出会いに本当に感謝しています。
4ヶ月の経験がまた私の中ではすごく刺激になりましたし、これからまた仕事をしていく上ですごくヒントをいくつもいただいて、自己反省、自己批判をしながら前に進めてこれたことをとてもありがたく思っています。
そして、岡田くんを見ながら、自分を振り返りながら自分を戒めたりもしながら、いい時間だったなと思います。(岡田さんの方を向いて)本当にありがとう。
私事ですが、最終回が本当に難しくて、立ち止まりそうになるところもあって、竹村(謙太郎)監督に一緒にこの作品を共有していただいて、共同作業で愛子という存在を自分の中で作っていけたことを本当に感謝しています。ありがとうございました。


そのほかのキャストの方たちのクランクアップの様子は明日ご紹介しますので、お楽しみに!

最終回は明日18日(火)よる10時から。
それぞれが選んだ道を最後の最後までぜひ見届けてくださいね。

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