現場レポート

2018.9.25

クランクインの日

クランクインは夏真っ盛りの7月下旬に学校で行われました。
最初は主人公・末永聖が、担任を務める生徒の前で話すシーンから。
聖役の有村さんをはじめ、黒岩晶役の岡田健史さんら3年1組の生徒が勢ぞろいしました。

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「おはようございます!」と元気な声であいさつしながら教室へと入っていく生徒役のみなさん。
その後、有村さんもスタッフやキャストのみなさんに「おはようございます」とあいさつしながら教室の中へ。
全員が揃ったところで、スタッフから1人ずつ紹介があり、一言ずつあいさつをしました。

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ちなみに、本番前のリハーサルでは、教室にはキャスト以外にたくさんのスタッフが教室の後ろやサイドにずらりと並んでいました。
その光景を見た岡田さんは「授業参観日みたいですね」と驚いた様子でポツリ。

立っているだけで汗がしたたり落ちてくるくらいのひどい暑さだったこの日。
「熱中症に注意して、水分補給はしっかりとしましょう」と撮影前に監督から注意喚起の声が飛んでいました。
そんな中、教室という閉め切った空間で冬服で演技をするキャストのみなさん。
カットの声がかかると、上着を脱いだり、飲み物を飲んだり、おのおの少しでも涼しくなる工夫を。
暑さ対策で用意された冷感スプレーや冷却剤も大人気でした。
中でも大活躍していたのが、こちら。

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左は「スポットクーラー」という機械で、冷たい風がパイプに出てくる夏場の撮影には欠かせないアイテム。
それを右の扇風機でより広い範囲に風がいきわたるようにしているナイスアイデアな装置なのです。
すると、スタンバイ中、廊下でこの装置を見つけた有村さんがおもむろにパイプを持ち上げ、移動させようとする姿が。
実は教室の中にいる生徒役のキャストのみなさんに少しでも風が行き渡るようにするためだったのです。
「教室の中は(廊下より)さらに暑いですからね」と笑顔で話す有村さん。
先生としての頼もしさがすでに身についてるように見えました。

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続いてのシーンでは、塩谷三千代役の夏木マリさんがクランクイン。
教室に入ってくるなり、「おはようございます、塩谷でございます」と役になり切った状態であいさつを。
廊下を歩くシーンでは通常学校では右側通行、左側通行どっちなのかなど、リアリティーを追究すべく、気になったところをスタッフに確認する姿が印象的でした
そして、合間の時間は、先ほどの有村さん同様、ドアを開放して教室内の生徒たちに少しでも涼しい風がいくようにされていた夏木さん。
お二人のさりげない心遣い、さすがです。

途中、窓から大きな虫が入り込んで、窓際の席の女子生徒たちがパニックに!?…なんてハプニングもありつつ(勇敢なスタッフによって事なきを得ました)学校での撮影は夕方まで続きました。

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初日はこれにて終わり…ではありません。
都内のアウトドア店へ場所を移動して夜も撮影は続きます。
ここでは川合勝太郎役の町田啓太さんがクランクイン。
スタッフから紹介されると、町田さんは「すみません、涼しくなってから登場して(笑)」と茶目っ気たっぷりにあいさつをしていました。
聖と勝太郎、恋人同士である2人のシーン。
撮影が始まると、2人の自然な空気感を大切にしたいと、実際に演技をしてみてより自然だと思った方に台本に書かれていることから変更が生じることも。
それらに柔軟に対応していく有村さんと町田さん。
その後も撮影は順調に進み、撮影初日は終了となりました。

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初回放送まであと2週間。
この現場レポート含め、ホームページも随時更新していきますので、ぜひお楽しみに。

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