TBSテレビ:日曜劇場『仰げば尊し』

現場レポート

VOL.8  2016年7月19日

みなさんこんにちは!
思いのほか予報よりもお天気がよかった3連休、みなさんはどう過ごされましたか? 冷夏よりは“暑い夏”のほうが夏らしくて良いと思いますが、そんな夏のアツさに負けない暑いドラマ「仰げば尊し」。第1話の放送後、番組サイトの「ファンメッセージ」へ、たくさんの書き込みをいただいております! ご覧いただいたみなさんへ、このドラマの熱量がますます伝わるよう、撮影現場の様子を紹介させていただきたいと思います。
今回の現場レポートでは第1話の冒頭、青島や木藤良、渚たちが、後輩の演奏を見守っているシーンの撮影現場の様子を紹介させていただきます。

第1話の冒頭、吹奏楽コンクールのシーン。撮影現場となったのは、埼玉県は所沢市の某ホールです。ステージの後ろにはものすごく大きなパイプオルガンがあったので、このホールへ行ったことのある方なら「あっ、○○ホールで撮影していたんだ!」と、すぐわかったかもしれませんね。
撮影当日は、まず美術チームが横断幕や椅子のほか、大太鼓やティンパニーなどの据え置きの楽器をそれぞれ配置しまして、準備が整ったところで、吹奏楽部部員を演じるみなさんが、それぞれ自分の座る場所などを確認します。
その後、第1話の演出を務めた平川ディレクターから、これから撮影するシーンの説明がありました。

入場シーンの動きの確認などがありまして、

今度は、客席で石井杏奈さん演じる渚の、後輩部員の演奏を見守る卒業生たちです。セリフと動きを確認するドライが行われますが、このグループに青島や木藤良らヤンキー5人衆の姿もありましたね。

放送をご覧になっておわかりの通り、この冒頭に描かれていたコンクールが、このドラマの時間軸の“現在”であって、渚ちゃんの述懐によって、美崎高校吹奏楽部の過去に起こった出来事を描いていくという手法で物語が進みます。
私服姿で演奏を見つめる青島や木藤良たち5人衆に、在学中どんなことがあったのか?
そして、渚の後輩部員たちの指揮を務めていたのは、

多部さん演じる樋熊先生の娘・奈津紀でした。
なぜ、奈津紀が指揮をしているのか? お父さんと同じ美崎高校の先生となったのか!?
という部分は、物語が進むにつれ明らかになっていくので、どんな展開が待っているのか、楽しみにしていただきたいところです♪
そして、奈津紀の姿にオーバラップするように、樋熊先生が指揮を執り…

ということで、今度は、寺尾さんがステージ上に登場です。
写真右側、指揮棒の振り方や所作を説明しているのが、音楽指導を担当される山口れおさんです。こちら番組サイトで吹奏楽コラムも書いていただいているので、ぜひチェックしてくださいね。
朝の8時過ぎから始まった撮影も夕方には一段落したところ、「本当のステージで演奏してみたい!」と部員を演じるみなさんからのリクエストにより、急きょ、自主練習が行われるという一幕もあったんですよ♪

ちなみに、コンクールへ出場する学校では、実際のホールで練習する機会を設けるところもあるとか。普段練習している音楽室や教室とは響きも違うし、ましてや目の前に広がる客席へ向かっての演奏は、気持ち的も大きく違うはず。本番に近い環境での練習は、貴重な経験になること間違いなし!
ほどなく、この日の撮影も終わりに近づいた頃、美崎高校の前に演奏していたという設定で登場した学校の、演奏シーンの撮影が行われました。

ステージに上がったのは、埼玉県立所沢北高校・吹奏楽部のみなさんでした。
馴れない撮影現場での演奏をお願いすることになりましたが、その力強いサウンドに平川ディレクターも大絶賛でした。所沢北高校のみなさん、あらためましてご協力ありがとうございました♪

そんな撮影の合間、美崎高校吹部の副部長・井川くんを演じる健太郎くんほか、部員のみなさんへ気さくに声をかける寺尾さんの姿が…。

そんな寺尾さん、

ヴィブラフォンを演奏する一コマも!
ベースやギターなどの弦楽器しかやったことがないそうですが、さすがプロミュージシャンとしても活躍されている音楽センスにより、綺麗な音を奏でてらっしゃしました♪
また、音楽センスといえば、真剣佑くん。

ステージ裏にあったグランドピアノにて、“教授”こと坂本龍一が生んだ名曲「戦場のメリークリスマス」を披露する真剣佑くんです。
番組公式twitterをフォロー&チェックされている方なら、実際に演奏している動画を見てますよね!
男前でサックスも上手いし、ピアノも弾けるなんて、ちょっとずるいですよねぇ〜。

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