現場レポート
VOL.32 2016年9月14日
みなさんこんにちは!
ついに最終回を迎えた日曜劇場『仰げば尊し』ですが、新しい一週間が始まっても、その余韻が残っている…というかロスな方も多いかと想像しています。そこで、また最終話の撮影現場の様子を紹介させていただきたいと思いまして、今回は樋熊先生が指揮を執った県大会ステージ&青島たち3年生卒業後のコンクールを撮影した現場を紹介します♪
まずは、
草野大成くんがティンパニーを練習していますが、これは青島たち3年生の卒業後に演奏される「春の猟犬」を練習しているところなんです。
「ヤバイですヤバイです、みんなで通して練習する機会がなかったから、ぶっつけ本番という感じなんです!」
と大成くん、そこで、
パーカッション経験者の北澤浩志郎くんに見本を見せてもらっています。
撮影の合間、他にも「春の猟犬」を練習していたのが、
バスクラリネット担当の飯塚真人くんです。
譜面に書かれたメモを見ると、飯塚くんの一生懸命さが伝わるはず。彼は、少しでも撮影の合間を見つけると、バスクラを吹いていた姿が印象的。まさしく“練習の虫”でした。
練習に精を出しいるのは飯塚くんだけではありません!
トロンボーンチームも頑張っています。匠海くん&水上京香さんは未経験者ですが、高橋優里花さん&中川光男くんは経験者なので、トロンボーン未経験の2人にとって頼もしい存在です♪
そして、トランペットチームも…
おっと、瑞季さん&進巧磨くんのトランペットチームに、ホルン担当の藤原薫くんが加わっている!?
ホルンもトランペットもマウスピースで音を出す金管楽器なので、割とすぐ吹けるそうです。
パーカッションチームへ目を向けると、
岡崎紗絵さんが飯田來麗さんと一緒に、譜割を確認中……
と思ってカメラを向けると、
にっこりポーズ♪
ちなみに、來麗さんが持っているのは、來麗さんが担当しているファゴットのリードです。
そして、先ほどティンパニーを練習していた大成くん、
今度はユーフォニアムを担当する北川嵩くん、クラリネットを担当する樋口真央さんに付き合ってもらい、鉄琴の練習中…。
ほどなく、撮影の準備が整いまして、
エキストラのみなさんへあいさつをするヤンキー5人衆です。
真剣佑くん「今日はよろしくお願いします!」
虹郎くん「クライマックスだぞー!」
との声に、エキストラのみなさんから拍手&喝采が起きました♪
大勢集まっていただいたエキストラさんの協力をいただきつつ、順調に撮影が進みます。
まずは、樋熊先生が指揮を執っているシーンから撮影が行われましたが、撮影の合間…
創作ダンス???
と、ワイワイしつつ撮影が進む中、午後早くに撮影を追えた寺尾さん、
「黒澤明監督の映画で、ほんの2秒のカットを撮るために、9ヶ月もかかったことがあるんだよ。一体、何をやっているんだろうねw」
と撮影の苦労話を引き合いにエキストラのみなさんへ気さくに声をかけつつ、
「みなさん、きょうはどうもありがとう!」
とあいさつをされ、エキストラさんの拍手で一足先に撮影現場を後にしました。
その後、今度は客席方向のシーンを中心に撮影していきます。
拍手が送られるステージには、
渚の後を継いで部長となった井川の姿があります。
また客席へと目を向けると、
関東大会を突破した喜びに沸く美崎高校吹奏楽部の面々♪
そして、後輩たちの活躍を喜ぶ卒業生の姿がありました。
自分たちの代では叶わなかった全国大会への夢を、後輩たちが果たしてくれたシーンは、第1話の冒頭へと繋がるものでした。最終回のラストシーンで、奈津紀先生が「全国大会・金賞」の賞状を飾っていましたが、これらのシーンは樋熊先生の教えが繋がっていることを確認〜喚起させてくれるものですよね♪
感動的なシーンの撮影後のステージ上では、奈津紀先生率いる新生美崎高校吹奏楽部が演奏しているシーンの撮影です。
部員も増えたところ、バリトンサックスを担当していた若松渓太くんは、3年生になってファゴットにチェンジしています。
そんな新生吹奏楽部が演奏するのは「春の猟犬」です。
晴れやかな曲調ということもあって、ノリノリでタクトを振る多部さんです♪
ほどなく、曲の締めくくりを迎えますが、
気持ちもノリノリだったこともあり、ジャン! という締めくくりで
「ヒュッ!」という声と共に思わずジャンプしてしまった多部さん!
その可愛らしさに周りから歓声が起こっていたんですヨ♪