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●Story - ストーリー

■第11話「パンツの怪」

今日はすっごくいいお天気でした。レジャーシートとサングラスを用意して、お昼休みは屋上でこっそりランチタイム。
私、屋上って好きなんです。何だか平凡な私がちょっぴりはみ出した気分になれるから。
ご飯も食べ終わって、仰向けになってぼんやりと空を見上げていたら、そのまま寝ちゃったみたいです。
すごく気持ち良かったな〜。起きたらもう昼休みが終わってて、急いで体育館に向かったのですが…。
体育も終わって教室へ帰る途中、舞台にジャージを忘れてきちゃったことに気づいて取りに戻ったんです。
そしたら、そのとき舞台裏から変な音がして…。不審者だったらどうしようなんて考えながら近づいてみると、
そこには倒れているヒロさんの姿が…。「ヒロさん、ヒロさんっ!  なんで…どうしてこんなところで…」
あれ、ヒロさんのそばに何か貼ってある。
「…おるこ…きそ…?」


脚本:与口奈津江/絵コンテ:森 義博/演出:森 義博/作画監督:中山初絵